24日、東京競馬場で行われたG2・フローラステークスは、5番人気のエリカヴィータが重賞初制覇。2着には桜花賞6着のパーソナルハイが入り、オークスへの優先出走権を獲得した。

フローラステークス、勝利ジョッキーコメント
1着　エリカヴィータ
田辺裕信騎手
「マイルをずっと使っていた馬で、普通にゲートが出れればポジションを取れる位置になるかなと思って、開幕週ですし何もなければ好位取りたいなっていうのがあって、最初に先生と打ち合わせをしていたイメージ通りのポジションをキープすることが出来ました。キレイな走りをするので、ちょっと雨降ってきたのが気になりましたけど、全体的に芝生の状態が良いっていうのはプラスだなとは思っていましたので、あとはトライアルなのでね、権利獲れるようなレースが出来て勝てれば一番良いし、権利獲れても良いし、積極的に行きました。距離が伸びて良かったように、今現時点ではマイルよりも距離がある程度あった方が良いパフォーマンスを出せるんじゃないかなと思います。1コーナーの入りとか最後の直線とか狭いところあったんですけれども、ガッツある感じで抜け出して行ってくれたので馬も結構強くなるんじゃないかなと思います」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　24日、東京競馬場で行われた11R・フローラステークス（G2・3歳オープン・牝・芝2000m）で5番人気、田辺裕信騎乗、エリカヴィータ（牝3・美浦・国枝栄）が勝利した。3/4馬身差の2着にパーソナルハイ（牝3・栗東・矢作芳人）、3着にシンシアウィッシュ（牝3・栗東・吉村圭司）が入った。勝ちタイムは2:00.4（良）。

　1番人気で福永祐一騎乗、ルージュスティリア（牝3・栗東・藤原英昭）は15着、2番人気でC.ルメール騎乗、ラスール（牝3・美浦・宮田敬介）は6着、3番人気で戸崎圭太騎乗、ルージュエヴァイユ（牝3・美浦・黒岩陽一）は5着敗退。

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オークスの優先出走権を獲得

　5番人気に支持された田辺裕信騎乗、エリカヴィータが重賞初制覇。この勝利でオークス（5月22日・東京・G1 ・芝2400m）への優先出走権を獲得した。直線では桜花賞6着馬のパーソナルハイが逃げ込みを図ったところを外から強襲し、ゴール寸前できっちりと交わした。

エリカヴィータ　3戦2勝
（牝3・美浦・国枝栄）
父：キングカメハメハ
母：マルシアーノ
母父：フジキセキ
馬主：三木正浩
生産者：ノーザンファーム

【全着順】
1着　エリカヴィータ
2着　パーソナルハイ
3着　シンシアウィッシュ
4着　マイシンフォニー
5着　ルージュエヴァイユ
6着　ラスール
7着　ホウオウバニラ
8着　キタサンシュガー
9着　ヴァンルーラー
10着　ストキャスティーク
11着　エバーハンティング
12着　ゴールデンアワー
13着　モチベーション
14着　トゥーサン
15着　ルージュスティリア