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【福島牝馬S】津村「腹をくくってじっくり」アナザーリリックが重賞初制覇
2022/4/23 21:50
23日、福島競馬場出行われたG3・福島牝馬ステークスは、3番人気のアナザーリリックが差し切って嬉しい重賞初制覇を飾った。
福島牝馬ステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 アナザーリリック
津村明秀騎手
「スタートちょっとごちゃごちゃしていて、1歩目の出が良くなくてちょっと後ろからになっちゃいましたね。出遅れたので腹をくくって、福島競馬を最初から見てて外が伸びているのでじっくり行って、長所である長く良い脚を使うことに専念しました。3、4コーナーから上がっていく時の脚がすごい良くて、4コーナーもこれなら捕まえられるんじゃないかなと思いました。新馬戦からずっとコンビ組ませてもらってタイトルを獲りたいと思っていたので、何よりこの馬と獲れたのが本当に嬉しいです。最近なかなか勝てることが出来なくて悔しい思いもしましたし、久々に勝てて本当に嬉しいです。やっぱり僕もお客さんいる中で競馬したいですし、もっともっと競馬の良さを見て欲しいので、早く戻ってくれる日を願っています」
レース結果、詳細は下記のとおり。
23日、福島競馬場で行われた11R・福島牝馬ステークス(G3・4歳上オープン・牝・芝1800m)で3番人気、津村明秀騎乗、アナザーリリック(牝4・美浦・林徹)が勝利した。クビ差の2着にクリノプレミアム(牝5・美浦・伊藤伸一)、3着にサトノダムゼル(牝6・美浦・堀宣行)が入った。勝ちタイムは1:47.0(良)。
1番人気で菅原明良騎乗、アブレイズ(牝5・栗東・池江泰寿)は9着、2番人気で武豊騎乗、ルビーカサブランカ(牝5・栗東・須貝尚介)は5着敗退。
スタートではやや出負け
3番人気に支持された津村明秀騎乗、アナザーリリックが嬉しい重賞初制覇を飾った。スタートをやや出負け気味に飛び出し、後方2番手の位置から。腹を括っての直線勝負で大外を進出。グングン先行各馬との差を詰めていき直線を迎えると、長くいい脚を使ってラストまで差し脚を伸ばし、先に抜け出したクリノプレミアをゴール寸前で捕らえた。
アナザーリリック 8戦4勝
(牝4・美浦・林徹)
父:リオンディーズ
母:アンソロジー
母父:サクラバクシンオー
馬主:シルクレーシング
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着 アナザーリリック
2着 クリノプレミアム
3着 サトノダムゼル
4着 シンハリング
5着 ルビーカサブランカ
6着 ホウオウエミーズ
7着 スライリー
8着 フェアリーポルカ
9着 アブレイズ
10着 シャーレイポピー
11着 エヴァーガーデン
12着 ジュランビル
13着 サンクテュエール
14着 ハギノリュクス
15着 キタイ
16着 ロザムール