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【東京スプリント】川須「正直わからなかった」シャマルが重賞初制覇
2022/4/20 22:02
20日、大井競馬場で行われた交流G3・東京スプリントは、4番人気のJRA所属、シャマルがゴール前の大接戦を制して勝利。嬉しい重賞初制覇を飾った。
東京スプリント、勝利ジョッキーコメント
1着 シャマル
川須栄彦騎手
「ゴールのところでは正直わからなかったので、何とか出ててくれと祈っていたんですけど、上がってきたら先生がすごい笑顔で出迎えてくれたので、すごいホッとしたと同時にすごく嬉しかったです。本当に大接戦だったので、すごく嬉しかったです。とにかく人馬共にこの大井競馬場のナイターも始めてでしたし、この間3勝クラスを勝ったばかりだったので、ここでどれだけの競馬を出来るかという期待もありました。とにかくシャマルのレースをして、シャマルの力を出せることを心掛けて騎乗していました。思った以上に前半余裕を持って良いポジションをキープすることが出来て、流れもその分落ち着いているなというのを感じてましたので、あとはどこから仕掛けるかというところでした。先頭に立って馬も初めての環境で少し気を遣っているのかなという印象は受けたんですけど、内から1頭強い馬も見えていたので、本当に最後は頑張ってくれという気持ちでした。まだまだ4歳でこれからの馬だと思うので、本当に人馬共々成長していけたらいいなと思います。僕自身は乗せてもらって期待に応えるのが仕事なんですけど、乗せてもらっていることも感謝していますし、少しお返し出来たというか期待に応えることが出来て良かったんじゃないかなと思います。今日は本当にシャマルと共に重賞を勝つことが出来ました。まだまだこの馬も強くなると思いますし、また良い競馬をお見せ出来るように頑張りますので、応援の程よろしくお願いします」
レース結果、詳細は下記のとおり。
20日、大井競馬場で行われた11R・東京スプリント(Jpn3・4歳上オープン・ダ1200m)で4番人気、川須栄彦騎乗、シャマル(牡4・栗東・松下武士)が勝利した。ハナ差の2着に1番人気のリュウノユキナ(牡7・美浦・小野次郎)、3着にギシギシ(牡4・大井・栗田裕光)が入った。勝ちタイムは1:10.5(不良)。
2番人気で御神本訓史騎乗、ルーチェドーロ(牡4・川崎・池田孝)は4着、3番人気で川田将雅騎乗、ピンシャン(牡5・栗東・森秀行)は8着敗退。
【東京スプリント】松下師「馬にとっても自信になった」シャマルが重賞初制覇
リュウノユキナは2着
4番人気に支持された川須栄彦騎乗、シャマルがゴール前の大接戦を制して、嬉しい重賞初制覇を飾った。ラストは外から伸びたシャマル、最内を強襲したリュウノユキナが並んでゴール。僅かにハナ差、シャマルに軍配が上がった。
シャマル 8戦5勝
(牡4・栗東・松下武士)
父:スマートファルコン
母:ネイティヴコード
母父:アグネスデジタル
馬主:金山敏也
生産者:岡田スタツド
【全着順】
1着 シャマル
2着 リュウノユキナ
3着 ギシギシ
4着 ルーチェドーロ
5着 サクセスエナジー
6着 ヒロシゲゴールド
7着 ワールドリング
8着 ピンシャン
9着 ハートプレイス
10着 ヒカリオーソ
11着 カプリフレイバー
12着 ヴァルラーム
13着 ナガタブラック