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【皐月賞】福永「取りたいポジションでレースが出来た」ジオグリフがクラシック一冠目を制する

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2022/4/17 21:50

 17日、中山競馬場で行われたG1・皐月賞は、5番人気のジオグリフが直線半ばから抜け出して快勝。初コンビの福永祐一騎手の手綱捌きが冴え渡った。武豊騎乗、1番人気のドウデュースは3着敗退。

皐月賞、勝利ジョッキーコメント
1着 ジオグリフ
福永祐一騎手
「十分チャンスある馬だと思っていましたけど、やはり自分が信じていた通りの能力を持っていましたし、今日は素晴らしいレースをしてくれました。一番取りたいポジションでレース出来ましたし、そのためには必ずスタートをきめなければいけないという、そこに集中していましたし、若干立ち方はあまり良くなかったんですけども、そういった中でも良いスタートを切ってくれましたので、あれでだいぶ楽になりましたよね。ポジションを選べる位置で行けたので。どの辺りから進出しようかっていうのは考えていたんですけど、前に同厩舎のイクイノックスもいましたし、この馬はある程度長く脚を使える馬なので、4コーナー手前で少し外に進路を持ち出してある程度エンジンを吹かしながら直線向きました。5番人気でしたけどもちょっと伏兵扱いというか、そういった立場でしたので、それでも自分が上手く誘導さえ出来れば勝てる馬だというのは思っていましたから、その達成感というか、それに応えてくれた馬の走りも素晴らしかったです。(次のダービーは)距離が課題になるのかなと思います。2000mまでは全く問題なかったですけども、次はそこが問われるのかなと思います。調教をまたがった時に非常にコンディションの良さを感じていましたので、今日は牧場、厩舎が力を合わせて良い状態に持ってきてくれた馬を、一番良い結果で導くことが出来たのでジョッキーとして非常に良い仕事が出来たと思います。この馬自身もまだまだこれからの馬だと思いますので、引き続き応援よろしくお願いします」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 17日、中山競馬場で行われた11R・皐月賞(G1・3歳オープン・牡牝・芝2000m)で5番人気、福永祐一騎乗、ジオグリフ(牡3・美浦・木村哲也)が快勝した。1馬身差の2着に3番人気のイクイノックス(牡3・美浦・木村哲也)、3着に1番人気のドウデュース(牡3・栗東・友道康夫)が入った。勝ちタイムは1:59.7(良)。

 2番人気で川田将雅騎乗、ダノンベルーガ(牡3・美浦・堀宣行)は、4着敗退。

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ドレフォン産駒がG1初制覇

 5番人気に支持された福永祐一騎乗、ジオグリフがクラシック第一弾を制した。大混戦のゴール前では抜け出しを図ったイクイノックスを外から豪快に差し切り。初コンビを組んだ福永騎手の見事な手綱捌きに導かれて栄光のゴールへ飛び込んだ。1番人気に支持された武豊騎乗、ドウデュースは3着敗退。

ジオグリフ 5戦3勝
(牡3・美浦・木村哲也)
父:ドレフォン
母:アロマティコ
母父:キングカメハメハ
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ジオグリフ 福永祐一
2着 イクイノックス C.ルメール
3着 ドウデュース 武豊
4着 ダノンベルーガ 川田将雅
5着 アスクビクターモア 田辺裕信
6着 オニャンコポン 菅原明良
7着 ジャスティンロック 戸崎圭太
8着 ラーグルフ 丸田恭介
9着 ジャスティンパレス M.デムーロ
10着 ダンテスヴュー 吉田隼人
11着 ビーアストニッシド 和田竜二
12着 マテンロウレオ 横山典弘
13着 キラーアビリティ 横山武史
14着 ボーンディスウェイ 石橋脩
15着 グランドライン 三浦皇成
16着 デシエルト 岩田康誠
17着 サトノヘリオス 岩田望来
18着 トーセンヴァンノ 木幡巧也