競馬ニュース
【アーリントンC】川田「バランス良く走ることが出来た」ダノンスコーピオンが重賞初勝利
2022/4/16 21:49
16日、阪神競馬場で行われたG3・アーリントンカップは、1番人気のダノンスコーピオンが重賞初制覇。このレースの1〜3着馬には、NHKマイルカップ(5月8日・東京・芝1600m)への優先出走権が与えられる。
アーリントンカップ、勝利ジョッキーコメント
1着 ダノンスコーピオン
川田将雅騎手
「前回は競馬にならなかったので、そのバランスの難しさと体調も良くなかったので、今日改めてちゃんと走れるようにということに気をつけながらの、返し馬からゲート裏までの時間でした。ポケットからゲートに戻ってくる時の走りがだいぶバランス良く走ることが出来たので、これなら道中も大丈夫じゃないかという感触を得てはいたんですけど、その通り、道中のバランスは良く、この馬としてはちゃんとした状態で走ることが出来ていたなと思います。元々ポテンシャルの高い馬ですから、まともに走ることが出来れば能力はありますので、何とかこうしてタイトルを一つ獲ることが出来るほど、回復できたことを有り難く思います。まだまだ現状とても難しい面が沢山残されている馬なので、この後もよりこの馬らしい走りが出来るような日々を過ごして行ければと思います。まずは何より今日勝てたことをこの馬を褒めてあげたいなと思います」
レース結果、詳細は下記のとおり。
16日、阪神競馬場で行われた11R・アーリントンカップ(G3・3歳オープン・芝1600m)で1番人気、川田将雅騎乗、ダノンスコーピオン(牡3・栗東・安田隆行)が勝利した。クビ差の2着にタイセイディバイン(牡3・栗東・高野友和)、3着にキングエルメス(牡3・栗東・矢作芳人)が入った。勝ちタイムは1:32.7(良)。
2番人気で吉田隼人騎乗、ジュンブロッサム(牡3・栗東・友道康夫)は4着、3番人気で岩田望来騎乗、ディオ(牡3・栗東・辻野泰之)は5着敗退。
【中山GJ】西谷「とても悔しい」ブラゾンダムールは惜しい2着
重賞初制覇
1番人気に支持された川田将雅騎乗、ダノンスコーピオンが人気に応えて、嬉しい重賞初制覇を飾った。直線では力強い末脚を外から伸ばして猛追。先に抜け出したタイセイディバインが押し切るかと思われたが、諦めずに差し脚を伸ばしたダノンスコーピオンがゴール寸前で見事に交わした。
ダノンスコーピオン 5戦3勝
(牡3・栗東・安田隆行)
父:ロードカナロア
母:レキシールー
母父:Sligo Bay
馬主:ダノックス
生産者:ケイアイファーム
【全着順】
1着 ダノンスコーピオン
2着 タイセイディバイン
3着 キングエルメス
4着 ジュンブロッサム
5着 ディオ
6着 トゥードジボン
7着 ウナギノボリ
8着 ニシノスーベニア
9着 アスクコンナモンダ
10着 ヒルノショパン
11着 カワキタレブリー
12着 ドンフランキー
13着 セルバーグ
14着 ストロングウィル
15着 ムーンリットナイト
16着 メイケイバートン
17着 デュガ
18着 ジャスパークローネ