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【大阪杯】横山武「らしさがなかった…」レース後ジョッキーコメント
2022/4/4 06:07
3日、阪神競馬場で行われたG1・大阪杯は、8番人気のポタジェが勝利して波乱の決着となった。断然の1番人気に支持された昨年の年度代表馬・エフフォーリアはまさかの9着敗退となっている。
大阪杯、レース後ジョッキーコメント
1着 ポタジェ
吉田隼人騎手
「強い馬相手だったんですけど、一発狙ってやるぞと思っていたので嬉しいです。前走、馬のリズムで行こうと思ったらあまり進んでいかなかったので、今日は良い枠を引いていますし、ある程度のポジションを取りたいなと思って、本当に馬が上手なので上手く競馬出来ましたね。前にいる馬が強い馬なので、ちょっとペースが速いかもしれないですけど、勝つならついて行かなきゃいけないなと思いました。3コーナー回ってから耐えられる馬と耐えられない馬で下がってきたので、あとは競馬しやすかったです。最後はレイパパレを見ていたんですけど、馬もいっぱいいっぱいになっていたので、もう僕の方もがむしゃらに追いました。ちょっとキレイには追えなかったですけど、よく勝ってくれたと思います。もう一段階ギアが上がるようになれば、もっともっと上にいける馬だと思いますし、これからも楽しみだと思います」
2着 レイパパレ
川田将雅騎手
「この間隔(中2週)でも具合良く競馬を迎えられました。勝ちにいって最後まで辛抱してくれましたし、負けはしましたが、この馬らしい走りで、とても良い内容のレースでした」
3着 アリーヴォ
武豊騎手
「やったと思ったけどね。スムーズで手応えもありました。一瞬勝てると思ったけど、最後は同じ脚色になりました。このメンバーでもやれる馬ですね」
4着 ヒシイグアス
池添謙一騎手
「返し馬から緩い感じがしました。良化途上の感じで内にもたれていました。この状態でも差を詰めていますし、2段階くらい良くなる馬なのだと思います」
藤岡佑「落鉄していた」
5着 ジャックドール
藤岡佑介騎手
「スタートはいつもよりダッシュが利かない感じでしたが、出して行った分ペースが早くなりました。(右後肢)を落鉄していたようで、その影響もあったのかもしれません」
9着 エフフォーリア
横山武史騎手
「今回は輸送で(金土に)乗れなかったので、ピリッとさせる返し馬をしたのですが、この馬らしさがなかったです…。道中も早めに踏んでいこうとしましたが、余力がありませんでした。1週前の動きが重くてメリハリがなく、今回はそれがもろに出てしまったのかもしれません…」
10着 アカイイト
幸英明騎手
「3、4コーナーで動いていけませんでした。エフフォーリアを見ながら上がって行ければ良かったのですが、上がって行けませんでした)
レース結果、詳細は下記のとおり。
3日、阪神競馬場で行われた11R・大阪杯(G1・4歳上オープン・芝2000m)で8番人気、吉田隼人騎乗、ポタジェ(牡5・栗東・友道康夫)が勝利した。クビ差の2着に3番人気のレイパパレ(牝5・栗東・高野友和)、3着にアリーヴォ(牡4・栗東・杉山晴紀)が入った。勝ちタイムは1:58.4(良)。
1番人気で横山武史騎乗、エフフォーリア(牡4・美浦・鹿戸雄一)は9着、2番人気で藤岡佑介騎乗、ジャックドール(牡4・栗東・藤岡健一)は5着敗退。
ポタジェ戴冠!エフフォーリアまさかの敗戦
8番人気の伏兵、吉田隼人騎乗のポタジェがまさかの波乱を演出した。レースでは好スタートを切り好位5番手付近へ。スムーズに流れに乗り勝負どころを迎えると、直線では馬場の三分どころから力強く伸び、先に抜け出したレイパパレをゴール寸前で交わした。断然の1番人気に支持された横山武史騎乗、エフフォーリアは見どころなく9着敗退。5連勝中のジャックドールは逃げ粘るも5着に敗れた。
ポタジェ 15戦6勝
(牡5・栗東・友道康夫)
父:ディープインパクト
母:ジンジャーパンチ
母父:Awesome Again
馬主:金子真人ホールディングス
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着 ポタジェ 吉田隼人
2着 レイパパレ 川田将雅
3着 アリーヴォ 武豊
4着 ヒシイグアス 池添謙一
5着 ジャックドール 藤岡佑介
6着 スカーフェイス 岩田康誠
7着 アフリカンゴールド 国分恭介
8着 ステラリア 福永祐一
9着 エフフォーリア 横山武史
10着 アカイイト 幸英明
11着 キングオブコージ 横山典弘
12着 ショウナンバルディ 坂井瑠星
13着 レッドジェネシス 藤岡康太
14着 マカヒキ 岩田望来
15着 ヒュミドール M.デムーロ
16着 ウインマリリン 松岡正海