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【大阪杯】吉田隼「がむしゃらに追いました」ポタジェがVで波乱

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2022/4/3 21:50

(C)Yushi Machida

 3日、阪神競馬場で行われたG1・大阪杯は、8番人気のポタジェが勝利して波乱の決着となった。断然の1番人気に支持された昨年の年度代表馬・エフフォーリアはまさかの9着敗退となっている。

大阪杯、勝利ジョッキーコメント
1着 ポタジェ
吉田隼人騎手
「強い馬相手だったんですけど、一発狙ってやるぞと思っていたので嬉しいです。前走、馬のリズムで行こうと思ったらあまり進んでいかなかったので、今日は良い枠を引いていますし、ある程度のポジションを取りたいなと思って、本当に馬が上手なので上手く競馬出来ましたね。前にいる馬が強い馬なので、ちょっとペースが速いかもしれないですけど、勝つならついて行かなきゃいけないなと思いました。3コーナー回ってから耐えられる馬と耐えられない馬で下がってきたので、あとは競馬しやすかったです。最後はレイパパレを見ていたんですけど、馬もいっぱいいっぱいになっていたので、もう僕の方もがむしゃらに追いました。ちょっとキレイには追えなかったですけど、よく勝ってくれたと思います。もう一段階ギアが上がるようになれば、もっともっと上にいける馬だと思いますし、これからも楽しみだと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 3日、阪神競馬場で行われた11R・大阪杯(G1・4歳上オープン・芝2000m)で8番人気、吉田隼人騎乗、ポタジェ(牡5・栗東・友道康夫)が勝利した。クビ差の2着に3番人気のレイパパレ(牝5・栗東・高野友和)、3着にアリーヴォ(牡4・栗東・杉山晴紀)が入った。勝ちタイムは1:58.4(良)。

 1番人気で横山武史騎乗、エフフォーリア(牡4・美浦・鹿戸雄一)は9着、2番人気で藤岡佑介騎乗、ジャックドール(牡4・栗東・藤岡健一)は5着敗退。

ポタジェ戴冠!エフフォーリアまさかの敗戦

 8番人気の伏兵、吉田隼人騎乗のポタジェがまさかの波乱を演出した。レースでは好スタートを切り好位5番手付近へ。スムーズに流れに乗り勝負どころを迎えると、直線では馬場の三分どころから力強く伸び、先に抜け出したレイパパレをゴール寸前で交わした。断然の1番人気に支持された横山武史騎乗、エフフォーリアは見どころなく9着敗退。5連勝中のジャックドールは逃げ粘るも5着に敗れた。

ポタジェ 15戦6勝
(牡5・栗東・友道康夫)
父:ディープインパクト
母:ジンジャーパンチ
母父:Awesome Again
馬主:金子真人ホールディングス
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ポタジェ 吉田隼人
2着 レイパパレ 川田将雅
3着 アリーヴォ 武豊
4着 ヒシイグアス 池添謙一
5着 ジャックドール 藤岡佑介
6着 スカーフェイス 岩田康誠
7着 アフリカンゴールド 国分恭介
8着 ステラリア 福永祐一
9着 エフフォーリア 横山武史
10着 アカイイト 幸英明
11着 キングオブコージ 横山典弘
12着 ショウナンバルディ 坂井瑠星
13着 レッドジェネシス 藤岡康太
14着 マカヒキ 岩田望来
15着 ヒュミドール M.デムーロ
16着 ウインマリリン 松岡正海