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【ドバイシーマクラシック】藤原英師「馬も騎手もパーフェクト」レース後関係者コメント
2022/3/28 05:56
現地時間3月26日にドバイ・メイダン競馬場で行われた、ドバイシーマクラシックの日本馬関係者コメントは下記の通り。
1着 シャフリヤール
C.デムーロ騎手
「オーソリティが逃げるかもと思っていました。良いスタートを切ったのでその後ろで折り合いをつけて乗りました。オーソリティをかわした後に少し後続の馬を待つような面を見せましたが、最後まで頑張って走ってくれました」
藤原英昭調教師
「馬も騎手もパーフェクトなレースをしてくれました。そうでないと世界では勝てません。馬と騎手に感謝しています。何よりスタートをしっかりと決める事が一番と思っていましたが、理想的でした」
3着 オーソリティ
C.ルメール騎手
「スタートを決めて今回も逃げました。少し行きたがる面はありましたが、直線も良く伸びてくれました。ダービー馬(シャフリヤール)がベストポジションで競馬していたのでしょうがないですね。馬は頑張ってくれました」
木村哲也調教師
「ドバイレーシングクラブのサポートがあり、非常に良い環境で仕事が出来ました。3着という結果は申し訳ない気持ちがある一方で、馬は精一杯走ってくれました。状態良くフロントポジションを確保したあと、厳しい競馬にもなりましたが、よく踏ん張ってくれました。オーソリティとスタッフに最大限のリスペクトを表します。引き続き日本に戻っても、良い状態でレースに出走できるように尽力します」
5着 ユーバーレーベン
D.レーン騎手
「良いスタートを切りましたが外から馬が来てポジションを下げざるを得ない形になりました。結果としてもう少し外目の枠の方が良かったかもしれません。道中は手応えよく、直線では良い瞬発力をみせるとともに長く脚を使って頑張ってくれました」
手塚貴久調教師
「輸送で少し体重が減ったのを立て直してのレースでしたが、内容は良かったです。内枠で位置取りを下げざるを得ない形となりましたが直線では良く伸びてくれました。大した牝馬です」
8着 グローリーヴェイズ
C.スミヨン騎手
「ちょっとスローペースでした。合図を出した時は伸びがありませんでした」
尾関知人調教師
「タフなレースだったと思います。一瞬伸びかけたのですが、向正面で何度か手前を替えていて、この馬にはスローペースすぎたのが影響したと思います」
9着 ステラヴェローチェ
M.デムーロ騎手
「ゲートでうるさくて出ていきませんでした。ペースが遅くて直線もあまり伸びませんでした」
須貝尚介調教師
「少しテンションが高く、世界の壁を感じました。勝った馬には完敗です。馬が無事な状態だと良いです。この馬にとっても厩舎のスタッフにとっても遠征は良い経験になったと思います」
レース結果、詳細は下記のとおり。
現地3月26日、ドバイ・メイダン競馬場で行われた、ドバイワールドカップデー8R・ドバイシーマクラシック(G1・北半球4歳上、南半球3歳馬上・芝2410m・15頭立て・1着賞金348万ドル=約4億2000万円)は、C.デムーロ騎乗、シャフリヤール(牡4・栗東・藤原英昭)が直線半ばから抜け出し嬉しいG1・2勝目を飾った。2着にはユビアー(せん4・首・C.アップルビー)、3着にオーソリティ(牡5・美浦・木村哲也)が入った。勝ちタイムは2:26.88。
同じく日本から参戦したユーバーレーベン(牝4・美浦・手塚貴久)は5、着グローリーヴェイズ(牡7・美浦・尾関知人)は8着、ステラヴェローチェ(牡4・栗東・須貝尚介)は9着に敗れた。
ダービー馬が快勝
昨年のダービー馬シャフリヤールが勝利し、この日のドバイワールドカップデー日本馬5勝目の快挙を達成した。好スタート好ダッシュを決めて好位インの3番手の付近へ。逃げるオーソリティを見ながらロスなくじっと我慢して勝負どころを迎えると、直線半ばから堂々と抜け出しを図り、大外から迫ったユビアーの猛追を凌ぎ切って嬉しいG1・ 2勝目を飾った。
【全着順】
1着 シャフリヤール
2着 ユビアー
3着 オーソリティ
4着 パイルドライヴァー
5着 ユーバーレーベン
6着 アレンカー
7着 フクム
8着 グローリーヴェイズ
9着 ステラヴェローチェ
10着 ドバイオナー
11着 ドバイフューチャー
12着 ウィズアウトアファイト
13着 カスパー
14着 バーガス
15着 フォーザトップ