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【西内荘コラム】ドバイWCにチュウワウィザードが出走

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2022/3/26 13:06

 きょうの深夜に行われるドバイワールドカップ。担当馬のチュウワウィザードを現地で装蹄したかったのは本音ですが、いまだに帰国後の隔離があっては仕事に支障をきたすため昨年と同様に、陣営に渡している蹄鉄を現地の装蹄師に装着してもらいました。一線級のサラブレッドの脚元は繊細。フィットした蹄鉄を加藤助手に届けているので、今夜は眠い目をこすりながら昨年の2着以上の結果を期待します。

 試用する蹄鉄はコーナー角度がきついメイダン競馬場に対応したトゥアウターリムの2ミリのスパイクをチョイス。特徴はコーナーリングでグリップを利かせる蹄鉄で最終4コーナーから直線に向けてスピードを殺すことなく入っていく策。昨年もこの蹄鉄で、古くは日本馬が初めてドバイワールドカップ(01年)で2着に入ったトゥザヴィクトリーも使用しました。

 逆に日本馬が同レースを史上初めて勝利したヴィクトワールピサ(11年)も私の担当馬でしたが、当時は馬場がタペタだったのでスパイクが逆効果となる読みからフラット蹄鉄だったことも書き添えておきます。

 きょう中山の日経賞はディバインフォースに期待。昨年暮れのスポニチ賞ステイヤーズSを格上挑戦で勝利しており、装蹄の感触はさらにアップした感。