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【阪神大賞典】和田竜「頼もしい馬になった」ディープボンドが快勝

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2022/3/20 21:49

(C)スポニチ

 20日、阪神競馬場で行われたG2・阪神大賞典は、断然人気のディープボンドが快勝。有馬記念以来の休養明けとなったが、力でねじ伏せるような走りで格の違いを見せた。このレースの1着馬には天皇賞・春(5月1日・阪神・芝3200m)への優先出走権が与えられる。

阪神大賞典、勝利ジョッキーコメント
1着 ディープボンド
和田竜二騎手
「去年と違って内の馬場も良さそうだったので、その点だけ気になっていたんですけれども、人気背負う立場できっちり結果出してくれて頼もしい馬になりましたね。枠見て、内見ながらと思っていたんですけども、道中は行きたいポジションで脚を溜めれましたし、ちょっと動きもあった中で自分のリズムを守ろうと思っていましたので、ちょっと3・4コーナー外回る形になって、手応え的にはしんどいかなと思ったんですけど、やっぱり地力が違うので、最後は余裕で差し切ってくれましたね。本番に向けて上積みもあると思いますし、今回は勝って本番に向かいたいという思いがあったので、その結果を出してくれて本当に頼もしいと思います。去年も惜しい所で負けてしまいましたし、牧場に帰って毎回成長してくれる馬なので、十分タイトルを獲れる馬だと思いますし、次もきっちり結果出したいと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 20日、阪神競馬場で行われた11R・阪神大賞典(G2・4歳上オープン・芝3000m)で1番人気、和田竜二騎乗、ディープボンド(牡5・栗東・大久保龍志・担当装蹄師/西内荘)が勝利した。3/4馬身差の2着にアイアンバローズ(牡5・栗東・上村洋行)、3着に3番人気のシルヴァーソニック(牡6・栗東・池江泰寿)が入った。勝ちタイムは3:05.0(良)。

 2番人気で吉田隼人騎乗、マカオンドール(牡4・栗東・今野貞一)は、4着敗退。

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圧倒的1番人気

 単勝1.2倍、和田竜二騎乗のディープボンドが春初戦を制した。昨年の凱旋門賞へ出走し、有馬記念2着以来の休養明けだったが、圧倒的人気に応えて他馬を力でねじ伏せる走りを披露。道中はちょうど馬群の中団で流れに乗る形となり、勝負どころから外目を上がっていくと、先に抜け出したアイアンバローズをゴール前で交わした。

ディープボンド 16戦5勝
(牡5・栗東・大久保龍志・担当装蹄師/西内荘)
父:キズナ
母:ゼフィランサス
母父:キングヘイロー
馬主:前田晋二
生産者:村田牧場

【全着順】
1着 ディープボンド
2着 アイアンバローズ
3着 シルヴァーソニック
4着 マカオンドール
5着 ユーキャンスマイル
6着 キングオブドラゴン
7着 トーセンカンビーナ
8着 シロニイ
9着 マンオブスピリット
10着 アドマイヤアルバ
11着 サンアップルトン
12着 ゴースト
13着 ダンビュライト