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【金鯱賞】藤岡佑「いつもより苦しい感じ」ジャックドールが5連勝
2022/3/13 21:50
13日、中京競馬場で行われたG2・金鯱賞は、1番人気に支持されたジャックドールが見事な逃げ切り勝ち。レコードのおまけがついて快速ぶりを発揮した。このレースの1着馬には大阪杯(4月3日・阪神・芝2000m)への優先出走権が与えられる。
金鯱賞、勝利ジョッキーコメント
1着 ジャックドール
藤岡佑介騎手
「スタートから外の馬も来ていましたし、道中もペースを緩めていないので、ちょっといつもより4コーナーの手応えが苦しい感じだったのでどうかなと思ったんですけど、ターフビジョン見て相当強いなと思いましたね。勝ちっぷり、勢い含めて非常に支持いただいているなと感じていたので、良いパフォーマンス出来ればと思っていて応えてくれて良かったです。出し切れればこれくらいの時計では走れるなという能力のある馬ですし、その中でいかに馬が楽にゴールまでたどり着けるかっていうのをエスコートするのが僕の仕事なので、今日に関してはちょっと厳しい競馬にさせちゃいましたね。後ろの馬がというよりは、最後もラップ、苦しくはなりましたけど、緩めずにというかしっかり粘ってくれていたので、本当にすごい馬だなと思いながら最後一ハロンは追っていました。(乗っている感覚は)とても乗っていて軽くて力強い飛びというか、あまり他の馬では感じたことのないストライドですね。本当にすごく強い馬ですし、更に大きな舞台で同じように良い走りが出来ることを僕も期待していますので、応援してください」
レース結果、詳細は下記のとおり。
13日、中京競馬場で行われた11R・金鯱賞(G2・4歳上オープン・芝2000m)で1番人気、藤岡佑介騎乗、ジャックドール(牡4・栗東・藤岡健一)が快勝した。2.1/2馬身差の2着に2番人気のレイパパレ(牝5・栗東・高野友和)、3着にアカイイト(牝5・栗東・中竹和也)が入った。勝ちタイムは1:57.2のレコードタイム(良)。
3番人気で鮫島克駿騎乗、サンレイポケット(牡7・栗東・高橋義忠)は、7着敗退。
令和のサイレンススズカ
1番人気に支持された藤岡佑介騎乗、ジャックドールが5連勝を決めて重賞初制覇を飾った。レースでは前半59.3のペースで軽快な逃げ脚を展開。マイペースで手応え良く直線へ向くと、G1各馬を悠々突き放していき逃げ切り。1分57秒2のレコードで圧巻の走りを見せた。
ジャックドール 9戦6勝
(牡4・栗東・藤岡健一)
父:モーリス
母:ラヴァリーノ
母父:Unbridled’s Song
馬主:前原敏行
生産者:クラウン日高牧場
【全着順】
1着 ジャックドール
2着 レイパパレ
3着 アカイイト
4着 ポタジェ
5着 ギベオン
6着 ショウナンバルディ
7着 サンレイポケット
8着 アラタ
9着 ランブリングアレー
10着 ソフトフルート
11着 ステラリア
12着 シャドウディーヴァ
13着 シフルマン