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【武豊日記】今年のクラシックは大いに楽しみです
2022/3/9 21:33
先週は、桜花賞と皐月賞のトライアルに参戦。チューリップ賞のウォーターナビレラは5着、弥生賞のドウデュースは2着と、どちらも勝つことができませんでしたが、収穫ありの内容だったと感じています。
ウォーターナビレラは、これまでと違う差す競馬を選択。流れからサークルオブライフをマークする形になり、それが予想外にモタモタしてしまったことで着順が上がりませんでした。しかし、揉まれる形になっても怯まなかったのが大きなポイント。戦法が広がったことと、この馬の新たな良さが見つかったことを本番につなげたいですね。
ドウデュースは負けて強し
ドウデュースは、負けて強しの内容。4コーナー手前で急流に乗せなかったのはダービーまで見据えた選択でしたし、直線入口で狭くなったところを臆せずに抜けたときの頼もしさは格別でした。最後も十分に詰めてきてくれましたし、ボクのドウデュースへの信頼はさらに深まりました。牡も牝も、今年のクラシックは大いに楽しみです。
今週は、土曜は中山牝馬S(ルビーカサブランカに騎乗)が行われる中山へ行き、日曜はフィリーズレビュー(マイシンフォニーに騎乗)が行われる阪神での騎乗です。週末は暖かくなる予報が出ていますし、入場券が当たった方はどうぞ楽しみにご観戦ください。これは、私たちの周辺が幸いなことに平和だからこそ言えること。世界の平和を祈らせてください。
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