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【弥生賞】田辺「まだまだ成長の余地ある」アスクビクターモアが重賞初制覇

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2022/3/6 21:50

(C)スポニチ

 6日、中山競馬場で行われたG2・弥生賞ディープインパクト記念は、3番人気に支持されたアスクビクターモアが先行抜け出しで快勝した。1番人気に支持された無敗馬のドウデュースはじわじわと伸びるもまさかの2着に敗れた。

弥生賞、勝利ジョッキーコメント
1着 アスクビクターモア
田辺裕信騎手
「先行馬がもうちょっとやり合ってペースが流れてくれるかなと思ったんですけれども、少しそれを見ながら行きたいなというのはちょっとレース前は想定していたんですけども、案外形が決まるのが早くてスローになりそうだなということで、ちょっとかかる面あるんですけれども遅い流れの中で後ろにいるのは嫌だったので(位置を)取りに行きました。割と道中かかりながらも遅い流れで脚を溜めれていたので、直線も手応え良く向いてジリジリと迫ってくる強い馬の気配は感じていたんですけれども、ゴールまで凌げそうだなという感じではありました。見栄えはすごい華奢なんですけど、身体使って大きく走れて身体能力高そうだなと、だから先ほども言っていたようにちょっとかかる面というか、メンタルの方が落ち着いてくれると尚良いなというのは思います。賞金も加算出来て大きいレースも出れると思うので、まだまだ成長する余地もありますし楽しみです」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 6日、中山競馬場で行われた11R・弥生賞(G2・3歳オープン・芝2000m)で3番人気、田辺裕信騎乗、アスクビクターモア(牡3・美浦・田村康仁)が勝利した。クビ差の2着に1番人気のドウデュース(牡3・栗東・友道康夫)、3着にボーンディスウェイ(牡3・美浦・牧光二)が入った。勝ちタイムは2:00.5(良)。

 2番人気で戸崎圭太騎乗、インダストリア(牡3・美浦・宮田敬介)は、5着敗退。

ドウデュースは惜しい2着

(C)Yushi Machida

 3番人気に支持された田辺裕信騎乗、アスクビクターモアが嬉しい重賞初制覇を飾った。レースではダッシュを決めて2番手の位置へ。道中はやや行きたがるような場面もあったが、なんとか我慢して勝負どころを迎えると手応え良く進出。早め先頭から押し切る形で粘り込み、後続の追撃を振り切ってクラシック戦線へ名乗りを挙げた。1番人気に支持された武豊騎乗、ドウデュースは直線でじわじわと伸びるもまさかに2着に敗れた。

アスクビクターモア 5戦3勝
(牡3・美浦・田村康仁)
父:ディープインパクト
母:カルティカ
母父:Rainbow Quest
馬主:廣崎利洋HD
生産者:社台ファーム

【全着順】
1着 アスクビクターモア
2着 ドウデュース
3着 ボーンディスウェイ
4着 ジャスティンロック
5着 インダストリア
6着 リューベック
7着 ロジハービン
8着 アケルナルスター
9着 メイショウゲキリン
10着 マテンロウレオ
11着 ラーグルフ