5日、阪神競馬場で行われたG2・チューリップ賞は、1番人気のナミュールがあっさり突き抜ける差し脚で重賞初制覇。クラシック戦線へ名乗りをあげた。2歳女王サークルオブライフは3着敗退。

チューリップ賞、勝利ジョッキーコメント
1着　ナミュール
横山武史騎手
「人気もしてましたし賞金的にも権利は絶対だと思っていましたし、そういうプレッシャーの中で馬は本当によく頑張って走ってくれたと思います。正直、重賞勝てて嬉しいんですけど、ちょっと今日は馬の力だけで勝てたようなものなので、ちょっと僕的には悔いが残るような競馬で、結果的には勝ちましたけど、全然スムーズと言える競馬ではなかったので、本番までに自分自身修正してしっかり乗れるように頑張りたいです。前回も負けて強しの内容だったと思いますし、調教に乗った感触的にも柔らかさは一級品だなと思っていたので、勝ったことは不思議ではないです。乗った感触的に競馬に行ってみて調教とは違う課題も見つかりましたし、まだまだ逆に言えば伸びしろしっかりあるということなので、どれだけ成長してくれるか本当に楽しみです。このまま順調に本番を迎えて欲しいです」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　5日、阪神競馬場で行われた11R・チューリップ賞（G2・3歳オープン・牝・芝1600m）で1番人気、横山武史騎乗、ナミュール（牝3・栗東・高野友和）が快勝した。1.1/2馬身差の2着にピンハイ（牝3・栗東・田中克典）、3着に2番人気のサークルオブライフ（牝3・美浦・国枝栄）が入った。勝ちタイムは1:33.2（良）。

　3番人気で武豊騎乗、ウォーターナビレラ（牝3・栗東・武幸四郎）は、5着敗退。

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サークルオブライフは3着

　1番人気に支持された横山武史騎乗、ナミュールが重賞初制覇を飾った。前走とは違い、今日はスタートを決めたナミュール。中団で折り合いをつけて直線の攻防を迎えると、大外からあっさり突き抜けての快勝。桜花賞への優先出走権を獲得し、クラシック戦線に名乗りをあげた。2歳女王サークルオブライフは3着敗退。

ナミュール　4戦3勝
（牝3・栗東・高野友和）
父：ハービンジャー
母：サンブルエミューズ
母父：ダイワメジャー
馬主：キャロットファーム
生産者：ノーザンファーム

【全着順】
1着　ナミュール
2着　ピンハイ
3着　サークルオブライフ
4着　サウンドビバーチェ
5着　ウォーターナビレラ
6着　ルージュスティリア
7着　ラリュエル
8着　オーソレミオ
9着　ルピナスリード
10着　ツッチーフェイス
11着　ステルナティーア
12着　シークルーズ
13着　ジャマン
14着　スプリットザシー
競走中止　アンジェリーナ