春の訪れを敏感に察知しているのは、ボクの花粉アンテナ。デビューは40代後半と遅かったのですが、それからは軽症ですが毎年欠かさずやってきてくれます。競馬も春の様相。今週は土曜日に阪神でチューリップ賞があり、日曜は中山でディープインパクト記念弥生賞が開催されます。桜花賞と皐月賞の最重要トライアル戦ですから、これはもう間違いなく春です。

　コロナもそうですが、ロシアによるウクライナ侵攻が早期に収拾して、気持ちよくクラシックに臨めないものかと切望するところです。

【武豊日記】季節を否応なく感じます

弥生賞は8勝

　今朝も栗東トレセンで調教に騎乗しましたが、チューリップ賞のウォーターナビレラ、弥生賞のドウデュースはともに見学。先週の追い切りでほぼ仕上がっているという判断で、今週は声がかかりませんでした。もちろん、いい状態だからで、本番につながる競馬をするのがボクの仕事です。

　ディープインパクト記念弥生賞と言えば、ボクが８勝をあげている好相性のレースです。京都大賞典９勝がボク自身の最多ですが、今週もう一つ上積みができればと意識しています。いろんな意味で大事な今週の競馬です。

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