27日、中山競馬場で行われたG2・中山記念は、2番人気のパンサラッサがハイペースの逃げを展開し見事に押し切った。1番人気のダノンザキッドは7着敗退。

中山記念、勝利ジョッキーコメント
1着　パンサラッサ
吉田豊騎手
「先生とも話して、もうこの馬の競馬をしてくれと。逃げても皆に脚を使わせるような感じでペース落とさなくて良いからと言う感じでした。スタートは良くてすんなり行けるなと思ったんですけど、1・2コーナーから遅くも出来たんですけど自分のペースでと思って、皆に脚を使わせようと思って行きました。中山の1800だったので他にも行きたい馬がいたのですが、何とかハナを切りたいなと思っていたので、思い切ってちょっと出して、あとは馬のペースで行ったので本当に強かったと思います。リードがあったので大丈夫だろうと思って最後まで頑張ってくれました。この前乗せてもらった時は休み明けだったのでそういう意味では今回の方が返し馬行った時もしっかりしているなという感じで、あとはゲートの中も今日は大人しくてすごい精神的にも成長しているんだなと思いました。こういう感じで自分の競馬ができると本当に強いので、これからもこういう競馬が出来てもっと強い馬に勝てるようになってくれたらいいなと思います」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　27日、中山競馬場で行われた11R・中山記念（G2・4歳上オープン・芝1800m）で2番人気、吉田豊騎乗、パンサラッサ（牡5・栗東・矢作芳人）が快勝した。2.1/2馬身差の2着にカラテ（牡6・美浦・高橋祥泰）、3着に3番人気のアドマイヤハダル（牡4・栗東・大久保龍志）が入った。勝ちタイムは1:46.4（良）。

　1番人気で川田将雅騎乗、ダノンザキッド（牡4・栗東・安田隆行）は、7着敗退。

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57秒台で飛ばしていく

　2番人気に支持された吉田豊騎乗、パンサラッサが大逃げを展開し、重賞2勝目を飾った。スタートから迷わず先手へ。前半から飛ばしていき1000mを57秒台で展開すると、じわじわと後続とは離れて行き直線へ。後方からの追い上げもなくセーフティーリードで坂を駆け上がると、最後まで脚色衰えずに見事な逃げ脚だった。

パンサラッサ　19戦5勝
（牡5・栗東・矢作芳人）
父：ロードカナロア
母：ミスペンバリー
母父：Montjeu
馬主：広尾レース
生産者：木村秀則

【全着順】
1着　パンサラッサ
2着　カラテ
3着　アドマイヤハダル
4着　ガロアクリーク
5着　ウインイクシード
6着　ヒュミドール
7着　ダノンザキッド
8着　ワールドウインズ
9着　レッドサイオン
10着　コントラチェック
11着　ワールドリバイバル
12着　マルターズディオサ
13着　ソッサスブレイ
14着　ルフトシュトローム
15着　ゴーフォザサミット
16着　トーラスジェミニ