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【フェブラリーS】福永「気分を損ねないよう注意した」カフェファラオが連覇

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2022/2/20 21:50

(C)Yushi Machida

 20日、東京競馬場で行われた今年最初のG1・フェブラリーステークスは、福永祐一騎乗のカフェファラオが快勝。負け知らずの得意コースで見事に力を出し切った。注目の白毛馬ソダシは前々から粘り込んで3着。

フェブラリーステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 カフェファラオ
福永祐一騎手
「レース前に堀調教師と色々打ち合わせをして、作戦通りのポジションで行けていましたので、あとはこの馬の気分を損ねないようにそこだけ注意しながら乗っていました。(気分を損ねないために一番気をつけたところは)今日はスタートです。あのポジションを取れるか取れないかでこの馬の気分というのはある程度変わるんじゃないかなというのは何となく感じていましたので、スタートがそこまで速かったわけではないですけど、リカバリーが上手くいきましたし、ある程度イメージした隊列の中で砂を被らない3番手の位置で非常に良い形で進められていましたので、あとは抜け出して気持ちを切らさないように、僕は遊ばれないようにそれだけ気をつけていました。まだ復帰していない段階で依頼をいただきましたから、そういったこともありまして、しっかりとした良い状態で復帰しないといけないと更に強く思いましたし、自分を信頼してくれて依頼をくださった関係者の人の期待に応えたいという気持ちが強かったので、今日は良い仕事出来たと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 2月20日、東京11Rで行われた第39回フェブラリーステークス(4歳以上オープン・G1・ダ1600m・16頭立て・1着賞金=1億2000万円)は、福永祐一騎乗の2番人気、カフェファラオ(牡5・美浦・堀宣行)が、同レース連覇を達成した。勝ちタイムは1分33秒8(重)。

 2着に5番人気のテイエムサウスダン(牡5・栗東・飯田雄三)、3着に4番人気のソダシ(牝4・栗東・須貝尚介)が入った。

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東京ダート1600mは無敗

(C)Yushi Machida

 福永祐一騎手の手綱捌きに導かれて、カフェファラオがフェブラリーステークス連覇を達成した。レースではスムーズに外目3、4番手で流れに乗り、直線でも楽々抜け出しての完勝。この勝利で東京ダート1600mでは4戦4勝と無敗を継続。得意のコースで昨年のこのレース以来、見事に力を出し切っでの勝利だった。

 フェブラリーステークスを勝ったカフェファラオは、父American Pharoah、母Mary’s Follies、母の父More Than Readyという血統。アメリカ・Paul P Pompaの生産馬で、馬主は西川光一氏。通算成績は11戦6勝。重賞は2020年ユニコーンステークス(G3)、シリウスステークス(G3)、21年フェブラリーステークス(G1)に次いで4勝目。鞍上の福永祐一騎手、管理する堀宣行調教師は同レース共に2勝目。

【全着順】
1着 カフェファラオ 福永祐一
2着 テイエムサウスダン 岩田康誠
3着 ソダシ 吉田隼人
4着 ソリストサンダー 戸崎圭太
5着 タイムフライヤー 横山武史
6着 レッドルゼル 川田将雅
7着 アルクトス 田辺裕信
8着 サンライズノヴァ 松若風馬
9着 エアスピネル M.デムーロ
10着 ミューチャリー 御神本訓史
11着 インティ 武豊
12着 サンライズホープ 大野拓弥
13着 スワーヴアラミス 松田大作
14着 テオレーマ C.ルメール
15着 ダイワキャグニー 三浦皇成
16着 ケイティブレイブ 菅原明良