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【京都記念】国分恭「恩返ししたいなという思い」アフリカンゴールドが重賞初制覇

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2022/2/13 21:49

(C)スポニチ

 13日、阪神競馬場で行われたG2・京都記念は、12番人気の伏兵アフリカンゴールドが逃げ切り。7歳にして嬉しい重賞初制覇を飾った。

京都記念、勝利ジョッキーコメント
1着 アフリカンゴールド
国分恭介騎手
「もっと勝たないといけないですけど、こうやって良い馬に乗せていただけて幸せです。他の馬にペースを握られるよりは自分で握った方が今日のメンバー構成ではいいだろうなと先生と話していたので、その通りの流れになりました。僕の乗っている感じでは手応えっていう感じの走り方じゃなくて、促せば促すほど頑張って走ってくれるというイメージでしたので、あまり手応えは気にしてなかったです。ペースがそこまで速くなかったと思うので、誰か来そうだなというのは頭には入れていて、踏み遅れないようにだけ気をつけていました。(アフリカンゴールドには)本当にありがとうだけですね。こうやって関係者の方々にもこういうあまり成績の良くない騎手をずっと続けて乗せてくださっていたので、何とか恩返ししたいなという思いがありましたので、馬にも本当に感謝です。馬はまだ歳はとっていますけどまだまだ若いので、今日も返し馬で落とされそうなくらい元気でしたので、またこれからも応援してください。(3年ぶりの重賞勝利について)沢山乗せていただいている中でこういうタイトルをもっと獲れるように努力したいと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 13日、阪神競馬場で行われた11R・京都記念(G2・4歳上オープン・芝2200m)で12番人気、国分恭介騎乗、アフリカンゴールド(せん7・栗東・西園正都)が快勝した。1.1/4馬身差の2着にタガノディアマンテ(牡6・栗東・鮫島一歩)、3着にサンレイポケット(牡7・栗東・高橋義忠)が入った。勝ちタイムは2:11.9(稍重)。

 1番人気でM.デムーロ騎乗、ユーバーレーベン(牝4・美浦・手塚貴久)は5着、2番人気で藤岡康太騎乗、レッドジェネシス(牡4・栗東・友道康夫)は13着、3番人気で斎藤新騎乗、レッドガラン(牡7・栗東・安田隆行)は6着敗退。

重賞初制覇

 12番人気の伏兵、国分恭介騎乗のアフリカンゴールドがまさかの逃げ切りで波乱を演出した。スタートから迷わず先手を奪いマイペースの展開に。後続から絡まれることなく先頭で直線を迎えると、ライバルの追撃もなくあれよあれよとそのまま逃げ切りを決めた。この勝利で重賞初制覇、オープンクラス初勝利で、遅咲き7歳にして嬉しい重賞勝ちとなった。

アフリカンゴールド 27戦5勝
(せん7・栗東・西園正都)
父:ステイゴールド
母:ブリクセン
母父:Gone West
馬主:ゴドルフィン
生産者:ダーレー・ジャパン・ファーム

【全着順】
1着 アフリカンゴールド
2着 タガノディアマンテ
3着 サンレイポケット
4着 ジェラルディーナ
5着 ユーバーレーベン
6着 レッドガラン
7着 エヒト
8着 マリアエレーナ
9着 ラーゴム
10着 ダノンマジェスティ
11着 マカヒキ
12着 ディアマンミノル
13着 レッドジェネシス