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【東京新聞杯】田辺「ビックリした」イルーシヴパンサーが重賞初制覇

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2022/2/6 21:50

(C)スポニチ

 6日、東京競馬場で行われたG3・東京新聞杯は、連勝中のイルーシヴパンサーが連勝を伸ばして4連勝のゴールを決めた。

東京新聞杯、勝利ジョッキーコメント
1着 イルーシヴパンサー
田辺裕信騎手
「正直ビックリしました。元々オープンで走っていた馬で、自己条件から仕切り直しで連勝してきたんですけれども、実際また同じ舞台になってどのくらいやれるかなと。成長も感じていましたけど、あんなにあっさり差し切ってくれると思いませんでした。(後方2番手はプラン通りですか?)そうではないですね。前走の競馬も良い競馬だとは思っていたので中段ぐらいを取れれば良いかなと思ったんですけど、折り合いとか色々ちょっと課題のあった馬なので、とりあえず馬のリズムを一番に考えて。ゲート出てからもペース自体も淡々とした流れで流れていったので、深追いしないでジッとしていました。(この馬に期待するところは?)コンビ組ませてもらって1戦1戦使うごとに成長を感じていますし、馬自体も元々カーッとする馬だったんですけれども、落ち着いて挑めるようになってきたので、やっとこの馬がオープンクラスになって、また一線級の相手と戦えるようになったので、本当の勝負はこれからだと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 6日、東京競馬場で行われた11R・東京新聞杯(G3・4歳上オープン・芝1600m)で4番人気、田辺裕信騎乗、イルーシヴパンサー(牡4・美浦・久保田貴士)が快勝した。1.3/4馬身差の2着に1番人気のファインルージュ(牝4・美浦・木村哲也)、3着に2番人気のカラテ(牡6・美浦・高橋祥泰)が入った。勝ちタイムは1:32.3(良)。

 3番人気で坂井瑠星騎乗、ホウオウアマゾン(牡4・栗東・矢作芳人)は、12着敗退。

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重賞初制覇

 4番人気に支持された田辺裕信騎乗、イルーシヴパンサーが4連勝を決めて重賞初制覇を飾った。道中は後方で末脚を温存し、直線勝負へ。大外から強豪各馬を一気に飲み込む差し脚を披露し、余裕ある勝ちっぷりで見事な重賞初制覇だった。

イルーシヴパンサー 9戦5勝
(牡4・美浦・久保田貴士)
父:ハーツクライ
母:イルーシヴキャット
母父:キングカメハメハ
馬主:草間庸文
生産者:追分ファーム

【全着順】
1着 イルーシヴパンサー
2着 ファインルージュ
3着 カラテ
4着 カレンシュトラウス
5着 ドナアトラエンテ
6着 エイシンチラー
7着 ワールドバローズ
8着 カテドラル
9着 アオイクレアトール
10着 ヴェロックス
11着 ディアンドル
12着 ホウオウアマゾン
13着 ケイデンスコール
14着 トーラスジェミニ
15着 マルターズディオサ