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【中山大障害】石神「感謝」オジュウチョウサンが障害G1・8勝目

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2021/12/25 21:51

(C)Hiroki Homma

 25日、中山競馬場で行われた障害G1・中山大障害は、絶対王者のオジュウチョウサンが復活の勝利。スターホースが素晴らしい走りを見せて、障害G1・8勝目の偉業を達成した。

中山大障害、勝利ジョッキーコメント
1着 オジュウチョウサン
石神深一騎手
「この馬と久しぶりに勝利することが出来たので非常に嬉しいですね。内枠引けて、有力馬が隣にいたのでそれを見て行こうかなと思ったんですけど、思ったよりラヴアンドポップとタガノが主張しなかったので、それならと思って、ペースもそう速くならないと思ってましたし前で運ぼうと切り替えました。そこまでペース速く感じていなかったですし、逃げ馬の後ろに閉じ込められて外からふかされるのもちょっと嫌だったので、2コーナーから外目主張していつでも動ける態勢にしました。(G1・8勝目、4年ぶり3度目の中山大障害勝利について)感謝という言葉しか思い浮かびませんね。(絶対王者の復活というレースになりましたね)良かった。安心してます。ホッとしています。(今年重賞3勝目通算20勝目という節目について)オジュウをはじめ、沢山の良い馬に乗せていただいているので、20勝ということを達成出来たと思っています。ここ最近は不甲斐ない姿を見せてしまっていたので、今日は何とかこの馬のカッコイイ姿を皆さんに見てもらいたくて、僕や厩舎スタッフ、和田正一郎先生をはじめ、みんな一丸となって頑張ってきた結果だと思います。本当にファンが多い馬で競馬場でこうして応援してくださっているのも肌に伝わってきますし、本当に嬉しいことだと思っています。これからも応援よろしくお願いします」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 25日、中山競馬場で行われた10R・中山大障害(J-G1・障害3歳上オープン・芝4100m)で2番人気、石神深一騎乗、オジュウチョウサン(牡10・美浦・和田正一郎)が快勝した。3馬身差の2着にブラゾンダムール(牡6・栗東・松永幹夫)、3着にレオビヨンド(牡5・栗東・高柳大輔)が入った。勝ちタイムは4:46.6(稍重)。

 1番人気で平沢健治騎乗、タガノエスプレッソ(牡9・栗東・五十嵐忠男)は7着、3番人気で白浜雄造騎乗、ラヴアンドポップ(牡8・美浦・岩戸孝樹)は4着敗退。

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J G1・8度目のタイトル

(C)Hiroki Homma

 ここ3戦勝ち星から遠ざかっていた障害の絶対王者、オジュウチョウサンが完全復活の勝利を果たした。道中の行きっぷりは抜群で落ち着いたレース運びを披露。ここ数戦とは明らかに走りが違い、勝負どころでは大歓声に包まれて先頭で直線へ。そのまま力強い走りで後続を突き放してゴールまで駆け抜け、見事に中山大障害3度目の勝利を決めた。同馬は16、17年にこのレースを連覇し、今回は4年ぶりの参戦で障害G1・8度目のタイトルとなった。

オジュウチョウサン 36戦19勝
(牡10・美浦・和田正一郎)
父:ステイゴールド
母:シャドウシルエット
母父:シンボリクリスエス
馬主:チョウサン
生産者:坂東牧場

【全着順】
1着 オジュウチョウサン 石神深一
2着 ブラゾンダムール 西谷誠
3着 レオビヨンド 植野貴也
4着 ラヴアンドポップ 白浜雄造
5着 ビレッジイーグル 大江原圭
6着 マイネルプロンプト 森一馬
7着 タガノエスプレッソ 平沢健治
8着 アサクサゲンキ 熊沢重文
9着 シンキングダンサー 草野太郎
10着 キタノテイオウ 小野寺祐太
11着 アースドラゴン 蓑島靖典
12着 ハルキストン 難波剛健
13着 ベイビーステップ 伴啓太
14着 ブルーガーディアン 上野翔