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【朝日杯FS】武豊「遂に…嬉しいですね」22度目で悲願のV

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2021/12/19 21:50

(C)Yushi Machida

 19日、阪神競馬場で行われた2歳G1・朝日杯フューチュリティステークスは、武豊騎乗のドウデュースがV。武豊騎手22度目の挑戦で悲願の勝利となった。また、同馬を所有するキーファーズは国内G1初制覇。

朝日杯FS、勝利ジョッキーコメント
1着 ドウデュース
武豊騎手
「遂に…嬉しいですね。基本そんなに手のかからない馬なので、周りを見ながら乗れるかなと思って。道中のリズムもすごく良かったですし、良いポジションに収まったなと思いました。(人気馬を見ながらは)たまたまですけどね。手応え良く直線に向けたのであとは頑張ってくれという感じでしたね。流石に相手(セリフォス)も強い馬ですから、なかなかしぶとかったですけど、ドウデュースが最後まで一生懸命走ってくれましたね。(ファンの皆さんからの拍手は)すごく嬉しかったですし、僕自身G1レース自体が久しぶりなので、すごく嬉しいです。初めて乗った時から本当に良い馬だなと思っていましたので、ここまで良い形で来ていますし、一戦ずつ強くなっているのでまだまだ強くなりそうだなと思いますね。(来年春のクラシックも)非常に楽しみです。来週(ホープフルSが)あるので、リーチ一発で決めたいですね。ようやくこのレース勝てて本当に嬉しいです。あと年末、有馬記念もホープフルも頑張りたいと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 12月19日、阪神11Rで行われた第73回朝日杯フューチュリティステークス(2歳オープン・G1・芝1600m・15頭立て・1着賞金=7000万円)は、武豊騎乗の3番人気、ドウデュース(牡2・栗東・友道康夫)が勝利。無傷の3連勝でG1初制覇を成し遂げた。勝ちタイムは1分33秒5(良)。

 2着に1番人気のセリフォス(牡2・栗東・中内田充正)、3着に4番人気のダノンスコーピオン(牡2・栗東・安田隆行)が入った。

【朝日杯FS】友道師「来年が更に楽しみ」ドウデュースが無傷の3連勝

武豊 22回目の挑戦で初勝利

(C)Yushi Machida

 競馬界のレジェンド、武豊騎手が22回目の挑戦で初めて朝日杯FSを制した。レースでは中団でしっかりと折り合い、虎視眈々と末脚を温存し直線勝負へ。先に抜け出した1番人気のセリフォスを目掛けてゴール前できっちり差し切った。武豊騎手は22度目の挑戦でこのレース悲願の勝利となった。また同馬の馬主であるキーファーズは国内G1初制覇。

 朝日杯フューチュリティステークスを勝ったドウデュースは、父ハーツクライ、母ダストアンドダイヤモンズ、母の父Vindicationという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(株)キーファーズ。通算成績は3戦3勝で重賞は初勝利。鞍上の武豊騎手は同レース初勝利。管理する友道康夫調教師は2勝目。

【全着順】
1着 ドウデュース 武豊
2着 セリフォス C.デムーロ
3着 ダノンスコーピオン 松山弘平
4着 アルナシーム 池添謙一
5着 ジオグリフ C.ルメール
6着 トウシンマカオ 戸崎圭太
7着 ドーブネ 吉田隼人
8着 プルパレイ M.デムーロ
9着 トゥードジボン 藤岡佑介
10着 スプリットザシー 和田竜二
11着 ヴィアドロローサ 鮫島克駿
12着 オタルエバー 幸英明
13着 セッカチケーン 団野大成
14着 カジュフェイス 秋山真一郎
15着 シンリミテス 国分優作