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【阪神JF】武豊「あと一歩でした」レース後ジョッキーコメント
2021/12/13 06:07
12日、阪神競馬場で行われたG1・阪神ジュベナイルフィリーズは、3番人気に支持されたサークルオブライフが大外から豪快に差し切ってG1初制覇を達成した。武幸四郎調教師との兄弟コンビ挑んだ武豊騎乗、ウォーターナビレラは惜しくも3着に敗れた
阪神ジュベナイルフィリーズ、レース後ジョッキーコメント
1着 サークルオブライフ
M.デムーロ騎手
「とっても嬉しかったです。弟に負けないように(笑)。スタートをうまく出て流れも良くスムーズで、馬場も外がすごく綺麗でした。新馬戦から乗っていてどんどん強くなっていて信じていました。新馬戦の時からジリジリ伸びる馬でした。競馬場が替わっても気にしていませんし、すごく落ち着いていて直線でもバテないですね。来年も楽しみです。バテないし、強くなっているし、距離も持つと思うので、すごく楽しみです。いつも温かい応援ありがとうございます」
2着 ラブリイユアアイズ
団野大成騎手
「テンから無理せず、折り合いのついたところで運びました。最後は決め手の差が出てしまいました」
3着 ウォーターナビレラ
武豊騎手
「思い通りのレースが出来ましたし、状態も良かったです。惜しかったですね。あと一歩でした」
C.デムーロ「ゲートの出が悪く…」
4着 ナミュール
C.デムーロ騎手
「ゲートの出が悪くて、後ろからになってしまいました。向こう正面で前がゴチャついた時、怖がって内へ行く形になりました。馬場が悪い内からしっかり伸びてくれましたが、今日は外枠が難しかったです」
5着 ナムラクレア
浜中俊騎手
「とにかく折り合いをつけることを第一でした。返し馬はテンションが高かったのですが、競馬はリラックスしてくれました。こういう競馬が出来ればマイルもこなしてくれるのではないかと思います」
6着 ベルクレスタ
松山弘平騎手
「上手く壁を作れず苦しい形になりましたが、力は見せてくれました」
7着 ステルナティーア
C.ルメール騎手
「スタートして200mくらいでぶつけられていいポジションが取れませんでした。直線もスペースがありませんでした」
レース結果、詳細は下記のとおり。
12月12日、阪神11Rで行われた第73回阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳オープン・牝・G1・芝1600m・18頭立て・1着賞金=6500万円)は、M.デムーロ騎乗の3番人気、サークルオブライフ(牝2・美浦・国枝栄)が勝利し、重賞連勝でG1初制覇を飾った。勝ちタイムは1分33秒8(良)。
2着に8番人気のラブリイユアアイズ(牝2・美浦・黒岩陽一)、3着に4番人気のウォーターナビレラ(牝2・栗東・武幸四郎)が入った。
重賞を連勝
M.デムーロ騎手の手綱捌きに導かれてサークルオブライフが見事にG1初制覇を飾った。レースでは中団馬群の真ん中でじっくりと折り合いをつけると、直線では先に抜け出した武豊のウォーターナビレラを目掛けて猛追。大外から素晴らしい伸び脚で見事に差しきった。
阪神ジュベナイルフィリーズを勝ったサークルオブライフは、父エピファネイア、母シーブリーズライフ、母の父アドマイヤジャパンという血統。北海道新ひだか町・千代田牧場の生産馬で、馬主は飯田正剛氏。通算成績は4戦3勝。重賞は21年アルテミスステークス(G3)に次いで2勝目。鞍上のM.デムーロ騎手は同レース初勝利、管理する国枝栄調教師は2勝目。
【全着順】
1着 サークルオブライフ M.デムーロ
2着 ラブリイユアアイズ 団野大成
3着 ウォーターナビレラ 武豊
4着 ナミュール C.デムーロ
5着 ナムラクレア 浜中俊
6着 ベルクレスタ 松山弘平
7着 ステルナティーア C.ルメール
8着 スタティスティクス 和田竜二
9着 アネゴハダ 幸英明
10着 キミワクイーン 内田博幸
11着 サク 酒井学
12着 シークルーズ 岩田望来
13着 トーホウラビアン 太宰啓介
14着 ダークペイジ 横山和生
15着 タナザウィング 国分恭介
16着 パーソナルハイ 藤岡康太
17着 ナムラリコリス 泉谷楓真
18着 ヒノクニ 長岡禎仁