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【カペラS】三浦「想定していたレース展開」ダンシングプリンスが重賞初制覇

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2021/12/12 21:49

(C)スポニチ

 12日、中山競馬場で行われたG3・カペラステークスは、3番人気のダンシングプリンスが重賞初制覇。昨年は惜しい3着に敗れたが、見事に雪辱を晴らした。

カペラステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 ダンシングプリンス
三浦皇成騎手
「ゲートの駐立なんかもバタバタするところがあったので、大外に絶対ハナを叩く馬もいましたし、その兼ね合いが大事だなと。ただ、絶対にゲートを決めなければいけないという緊張感を持って乗せていただきました。良い目標に出来ましたし、元々想定していたレース展開で運ぶことが出来たので、後は坂上がってから時計的にも苦しい展開だったと思うんですけど、本当に馬が良く凌いでくれたと思います。脚元なんかにもまだ完璧じゃない、不安を抱える中でここまで全て順調に来たわけではないので、その中で牧場スタッフだったり厩舎スタッフが本当に一生懸命この舞台に向けて良い状態で持ってきてくれたのが全てだと思っています。元々ダートの短距離で大きいところを獲りたいと話していた馬で、ここまで勝ち進んでいくことが出来たので、重賞ウィナーとしてこれから胸を張って、もっともっと大きい舞台、もっともっと強い馬と戦っていけるんじゃないかなと思っています。(宮田調教師の重賞初制覇について)メモリアルレースが僕で良かったなと思いますし、これからどんどん、強い馬をまた作っていって、少しでもその背中にまたがって行けたらいいなと思っています」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 12日、中山競馬場で行われた11R・カペラステークス(G3・3歳上オープン・ダ1200m)で3番人気、三浦皇成騎乗、ダンシングプリンス(牡5・美浦・宮田敬介)が勝利した。1/2馬身差の2着に2番人気のリュウノユキナ(牡6・美浦・小野次郎)、3着にオメガレインボー(牡5・栗東・安田翔伍)が入った。勝ちタイムは1:09.5(良)。

 1番人気で松若風馬騎乗、モズスーパーフレア(牝6・栗東・音無秀孝)は、4着敗退。

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昨年3着の雪辱

 3番人気に支持された三浦皇成騎乗、ダンシングプリンスが嬉しい重賞初制覇を飾った。スタートからダッシュを決めて、このレースで引退となるモズスーパーフレアの2番手へ。終始手応えの良い走りで直線へ向くと、坂下付近から先頭に立ち、後方から迫ったリュウノユキナの追撃を振り切ってゴールした。

ダンシングプリンス 12戦8勝
(牡5・美浦・宮田敬介)
父:パドトロワ
母:リトルブレッシング
母父:バブルガムフェロー
馬主:吉田千津
生産者:社台ファーム

【全着順】
1着 ダンシングプリンス
2着 リュウノユキナ
3着 オメガレインボー
4着 モズスーパーフレア
5着 スマートダンディー
6着 ロイヤルパールス
7着 アポロビビ
8着 トウカイエトワール
9着 ゲンパチフォルツァ
10着 デュアリスト
11着 ミッキーワイルド
12着 ディサーニング
13着 ヨシオ
14着 ミスズグランドオー
15着 メイショウテンスイ
16着 ミッキーブリランテ