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【中日新聞杯】岩田康「最高のパフォーマンスを心掛けてます」ショウナンバルディが重賞初制覇

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2021/12/11 21:50

(C)Yushi Machida

 11日、中京競馬場で行われたG3・中日新聞杯は、岩田康誠騎乗のショウナンバルディが逃げ切り。同馬は重賞初制覇、同騎手はJRA重賞通算100勝とメモリアルな勝利となった。

中日新聞杯、勝利ジョッキーコメント
1着 ショウナンバルディ
岩田康誠騎手
「素直に嬉しかったです。この馬自身はしぶとい走りもありますし、馬場状態もちょっと渋ってる状態でしたし、だけどやっぱり内も残る馬場なので考えた結果ですし、内枠を生かしてレースを進めました。6のハロン棒過ぎくらいから自分のペースでセーフティリードでレースしようと思っていましたし、それに応えてくれたショウナンバルディも本当に素晴らしい走りをしてくれたと思います。重賞というよりもレースの大きい小さいというよりも、最高のパフォーマンスをするということを心掛けています。重賞以外にも未勝利であっても嬉しい勝利はやっぱりガッツポーズ出るので、気持ちが強いので、嬉しいレースであったり見苦しいかもしれないですけど、ガッツポーズは見逃してください。息子もすごい頑張ってますしね、息子に負けないように日々精進しないといけないですし、まだまだ自分自身若いですし、若い気持ちは持っているので。明日もレースもありますし、一戦一戦ベストパフォーマンスを見せられるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 11日、中京競馬場で行われた11R・中日新聞杯(G3・3歳上オープン・ハンデ・芝2000m)で8番人気、岩田康誠騎乗、ショウナンバルディ(牡5・栗東・松下武士)が勝利した。1/2馬身差の2着にアフリカンゴールド(せん6・栗東・西園正都)、3着にシゲルピンクダイヤ(牝5・栗東・渡辺薫彦)が入った。勝ちタイムは1:59.8(良)。

 1番人気で武豊騎乗、アドマイヤビルゴ(牡4・栗東・友道康夫)は10着、2番人気で浜中俊騎乗、ボッケリーニ(牡5・栗東・池江泰寿)は4着、3番人気で池添謙一騎乗、ラーゴム(牡3・栗東・斉藤崇史)は13着敗退。

【武豊日記】心強いパートナー

キングズベスト産駒

 8番人気に支持された岩田康誠騎乗、ショウナンバルディが嬉しい重賞初制覇を飾った。スタートを五分に出るとスピードに乗って自然とハナへ。隊列に大きな動きはなくマイペースで直線に向くと、あれよあれよとそのまま逃げ切りを決めた。2着に17番人気のアフリカンゴールド、3着に10番人気のシゲルピンクダイヤが入り、3連単236万8380円の払い戻しとなった。岩田康誠騎手はこの勝利でJRA重賞通算100勝目を達成。

ショウナンバルディ 25戦5勝
(牡5・栗東・松下武士)
父:キングズベスト
母:バノヴィナ
母父:Redoute’s Choice
馬主:国本哲秀
生産者:木村牧場

【全着順】
1着 ショウナンバルディ
2着 アフリカンゴールド
3着 シゲルピンクダイヤ
4着 ボッケリーニ
5着 キングオブコージ
6着 トラストケンシン
7着 ヒンドゥタイムズ
8着 ヤシャマル
9着 ラストドラフト
10着 アドマイヤビルゴ
11着 バイオスパーク
12着 プレシャスブルー
13着 ラーゴム
14着 アイスバブル
15着 シフルマン
16着 ディアマンミノル
17着 マイネルファンロン
18着 レイエンダ