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【天皇賞・秋】3歳馬エフフォーリアが古馬撃破

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2021/10/31 16:09

(C)スポニチ

 10月31日、東京11Rで行われた第164回天皇賞・秋(3歳上オープン・G1・芝2000m・16頭立て・1着賞金=1億5000万円)は、横山武史騎乗の3番人気、エフフォーリア(牡3・美浦・鹿戸雄一)が勝利。強豪古馬勢を破り、G1・2勝目をマークした。勝ちタイムは1分57秒9(良)。

 2着に1番人気のコントレイル(牡4・栗東・矢作芳人)、3着に2番人気のグランアレグリア(牝5・美浦・藤沢和雄)が入った。

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3歳馬は19年振り勝利

 先週の菊花賞を制した鞍上の横山武史騎手に導かれてエフフォーリアが見事に強豪古馬勢を撃破し、世代交代を高らかに告げた。道中は先行集団を見ながら中団やや前目の位置、いつでも外へ持ち出せる絶好のポジションで虎視眈々と機を伺った。直線では先に抜け出したグランアレグリアを目掛けて猛追。コントレイルの差し脚も封じ込め、1馬身ほど抜け出して、最強牝馬、無敗の三冠馬を完封した。3歳馬としては2002年シンボリクリスエス以来、19年振りの勝利。

 天皇賞・秋を勝ったエフフォーリアは、父エピファネイア、母ケイティーズハート、母の父ハーツクライという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は6戦5勝。重賞は21年共同通信杯(G3)、皐月賞(G1)に次いで3勝目。鞍上の横山武史騎手、管理する鹿戸雄一調教師は共に同レース初勝利。

【全着順】
1着 エフフォーリア 横山武史
2着 コントレイル 福永祐一
3着 グランアレグリア C.ルメール
4着 サンレイポケット 鮫島克駿
5着 ヒシイグアス 松山弘平
6着 ポタジェ 川田将雅
7着 ペルシアンナイト 大野拓弥
8着 ラストドラフト 三浦皇成
9着 ユーキャンスマイル 藤岡佑介
10着 ムイトオブリガード 柴田善臣
11着 ワールドプレミア 岩田康誠
12着 カレンブーケドール 戸崎圭太
13着 モズベッロ 池添謙一
14着 カイザーミノル 横山典弘
15着 トーセンスーリヤ 横山和生
16着 カデナ 田辺裕信