寒いハズの北海道が私の行った週初めはアテ外れで装蹄時は汗だくになる気温でした。旅装は手軽が持論なので、北海道に行く時は厚着か、薄着かと見込んで行くのですが、寒い、と読んだ厚着の結果が汗だくで仕事をする羽目に…。30年以上も通う北海道なのに春と秋の気温は今でも読めないです。

　もっとも私が読み違えていけないのは気温ではなく当歳馬の将来。競走馬として脚元がもちかどうかを見極めることの方が重要で、そこは気象予報士よりも的確、と自負しています。今週のトレセンで冷や汗をかいたのは選挙カーの拡声器！声の大きさに装蹄時の馬が興奮することがしばしばありました。装蹄師も危険だけど競馬を控えている馬もケガをするリスクが生じますからね。トレセン周囲は選挙の拡声器を使用しない取り決めがあるハズなのに…とボヤきたくなりますが、厩舎関係者は1票を持っているので、その党には投票しないと思います。

　今週の天皇賞に担当馬はいないので新馬戦の応援をします。土曜東京4Rのスマートムーランは成長途上ながら装蹄の感触が良いので現時点でどこまでやるのか注目しています。