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【富士S】池添謙「正直負けられないレース」ソングラインが重賞初制覇

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2021/10/23 21:50

 23日、東京競馬場で行われたG2・富士ステークスは、1番人気に支持された3歳牝馬のソングラインが堂々と抜け出して古馬を撃破した。G1馬が3頭参戦する豪華なメンバー構成だったが、ダノンザキッドは4着、ダービー馬ワグネリアンは6着、ラウダシオンは8着に敗れた。

富士ステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 ソングライン
池添謙一騎手
「ようやくソングラインと重賞のタイトルを一緒に獲ることが出来たので、まずはホッとしています。まず返し馬がキビキビして良い動きしてくれていましたし、身体もすごくハリがあって、正直関屋記念よりも状態良く来てくれているのかなと感じてゲートインしたんですけど、スタートが少し立ち後れてしまったので少しそこで迷惑をかけてしまったので、自分自身あまり上手くスタートは乗れなかったですね。その後、二の脚でスーとポジションを取ることが出来ましたし、そこで我慢が効いた走りをしてくれたので、悪くないかなという風に追走していたんですけど、本当に直線まで良い形で手応えよく走れていましたし、直線外に切り替えた時にはすごく手応えも十分ありましたし、いつスパートしようかなという感じで乗っていました。元々能力の部分はすごく良いものを持っていると言う風に思いましたし、身体もどんどん成長して良くなってきている部分も感じる事ができましたし、まだでも遊びながらと言うか、直線抜け出してまだワッとする部分があったので一瞬ヒヤッとしたんですけど、まだまだこれから良くなる余地といのは十分にあるのかなと感じました。この舞台に関してはこの馬自身得意とする所だと思ったので、古馬相手でしたけど、正直負けられないレースになるのかなと感じたので、そこで結果を出すことが出来たのでまず良かったんですけど、まだこれから良くなってきますし、その成長を楽しみにしたいなと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 23日、東京競馬場で行われた11R・富士ステークス(G2・3歳上オープン・芝1600m)で1番人気、池添謙一騎乗、ソングライン(牝3・美浦・林徹)が勝利した。クビ差の2着にサトノウィザード(牡5・美浦・宮田敬介)、3着にタイムトゥヘヴン(牡3・美浦・戸田博文)が入った。勝ちタイムは1:33.2(良)。

 2番人気で川田将雅騎乗、ダノンザキッド(牡3・栗東・安田隆行)は4着、3番人気で田辺裕信騎乗、ロータスランド(牝4・栗東・辻野泰之)は10着敗退。

古馬相手に堂々とした走り

(C)Yushi Machida

 1番人気に支持された池添謙一騎乗、ソングラインが嬉しい重賞初制覇を飾った。スタートではあまり行き脚がつかず後方からになるも、馬群の中を上手く進出し勝負どころへ。直線入り口ではスムーズに前が開きスパートを開始すると、鋭い差し脚を繰り出して堂々抜け出した。

ソングライン 7戦3勝
(牝3・美浦・林徹)
父:キズナ
母:ルミナスパレード
母父:シンボリクリスエス
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ソングライン
2着 サトノウィザード
3着 タイムトゥヘヴン
4着 ダノンザキッド
5着 ダーリントンホール
6着 ワグネリアン
7着 ザダル
8着 ラウダシオン
9着 アルジャンナ
10着 ロータスランド
11着 サンライズオネスト
12着 バスラットレオン
13着 マイラプソディ
13着 ハッピーアワー
15着 ボンセルヴィーソ
16着 フォルコメン
17着 ソーグリッタリング