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【府中牝馬S】福永「自信を持っていきました」シャドウディーヴァが重賞初制覇

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2021/10/16 21:50

 16日、東京競馬場で行われたG2・府中牝馬ステークスは、福永祐一騎乗のシャドウディーヴァが差し切りV。この勝利でエリザベス女王杯(11月14日・阪神)への優先出走権を獲得した。

府中牝馬ステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 シャドウディーヴァ
福永祐一騎手
「前の2回は勝つことが出来ていなかったので、ここは何としても3度目の騎乗依頼に応えたいという気持ちはありましたし、齋藤調教師の方からはコンディションは前走よりも遙かによくなっているのでという話を聞いていましたので、自信を持っていきました。スタートは良かったんですけど、流れの中であの位置になりました。遅ければ前でも良いなと思っていたんですけど、ある程度流れていましたし、有力馬がすぐ目の前に固まっていましたので、もうここで良いのかなと思いながら乗っていました。非常に良いリズムで走っていましたし、あとはずっとマジックキャッスルの後ろにいて、前にドナアトラエンテとマルターズディオサを見ながらでした。進路を内に取るか外に取るかでずっと考えながら乗っていたんですけど、前の雰囲気も見ながら最終的には外を選択しましたけども、非常に良い伸びを見せてくれていましたので、勝つことが出来て良かったです。最後までしっかり脚を使ってくれました。ずっと上位に食い込んでくれていましたし、重賞レベルではかなり力が上位の馬でしたから、今日はしっかりと色んなものが噛み合って1着を取ってくれましたので、これをきっかけに益々の活躍を見せてくれたら良いなと思います。非常に乗りやすい馬で、癖は無いんですけど、ちょとゲートの中の駐立が少し、初めて乗った時は不安定なところがあったんですけど、今日なんかは非常に安定した駐立を見せてくれていましたので、スタートに関してはもう遅れる心配はそうないんじゃないかなと思います。次多分G1にチャレンジすることになると思うんですけども、非常に上手に走る馬なので距離は問題ないと思います。これをきっかけに益々飛躍して欲しいなと思っています」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 16日、東京競馬場で行われた11R・府中牝馬ステークス(G2・3歳上オープン・牝・芝1800m)で4番人気、福永祐一騎乗、シャドウディーヴァ(牝5・美浦・斎藤誠)が勝利した。クビ差の2着にアンドラステ(牝5・栗東・中内田充正)、3着にマルターズディオサ(牝4・美浦・手塚貴久)が入った。勝ちタイムは1:45.6(良)。

 1番人気で戸崎圭太騎乗、マジックキャッスル(牝4・美浦・国枝栄)は15着、2番人気で川田将雅騎乗、デゼル(牝4・栗東・友道康夫)は17着、3番人気でC.ルメール騎乗、ドナアトラエンテ(牝5・美浦・国枝栄)は4着敗退。

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ゴール寸前で差し切る

 4番人気に支持された福永祐一騎乗、シャドウディーヴァが嬉しい重賞初制覇を飾った。道中は後方待機で末脚を温存し直線勝負へ。直線入り口では後方4番手の位置からスパートを開始、大外に持ち出されて鋭い末脚を発揮すると、ゴール寸前で先に抜け出したアンドラステ見事に差し切った。

シャドウディーヴァ 23戦3勝
(牝5・美浦・斎藤誠)
父:ハーツクライ
母:ダイヤモンドディーバ
母父:Dansili
馬主:スリーエイチレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 シャドウディーヴァ
2着 アンドラステ
3着 マルターズディオサ
4着 ドナアトラエンテ
5着 サトノダムゼル
6着 スマートリアン
7着 アカイイト
8着 サンクテュエール
9着 レッドベルディエス
10着 シゲルピンクダイヤ
11着 ローザノワール
12着 ミスニューヨーク
13着 アブレイズ
14着 セラピア
15着 マジックキャッスル
16着 デゼル
17着 リアアメリア
18着 フィリアプーラ