競馬ニュース 競馬ニュース

インゼルサラブレッドクラブが預託調教師、募集馬詳細を発表

中央競馬

一口馬主

2021/10/1 17:01

(左から)友道康夫調教師・国枝栄調教師・武幸四郎調教師

 今年9月に新たに設立された一口馬主クラブ・愛馬会法人「インゼルサラブレッドクラブ」(クラブ法人「インゼルレーシング」)が10月1日、初年度募集馬の管理調教師並びに募集馬写真をを公開した。

 社台グループからの提供馬を中心に、ロードカナロア、ハーツクライ、モーリス、キタサンブラック産駒など、日本国内で人気のある種牡馬の仔がラインナップ。さらに、アイルランドのクールモアスタッドからは米無敗の三冠馬、ジャスティファイ産駒、ディープインパクトの仔で英2000ギニーを制したサクソンウォリアーの仔も取り揃え、バラエティ豊富な顔ぶれとなっている。

 各馬の管理調教師には、毎年リーディング上位に並ぶトップトレーナーたちが名を連ねており、各調教師がコメントを寄せた。

【関連写真】インゼルサラブレッドクラブ募集馬一覧(預託調教師・募集馬詳細追加公開)

トップトレーナーが勢揃い

スカイダイヤモンズの20(牡・父ハーツクライ)

○国枝栄厩舎(美浦)
・フリーティングスピリットの20(牡・父キタサンブラック)
「セレクトセールで1億円超えのキタサンブラック産駒を預からせて戴くことになり責任を感じています。品の良い馬でバランスが取れています。利口な性格で馬体も理想的ですし、歩く姿も見栄えがしました。キタサンブラックの産駒なので長距離をイメージされるかもしれませんが、母系からスピードがありますし、万能型に育つでしょう」とコメントした」

○武幸四郎厩舎(栗東)
・プラスヴァンドームの20(メス・父ロードカナロア)
「本馬のお兄さんゲーテも管理していますが、牝馬でもありタイプが違いますね。馬体に幅もあり、ロードカナロア産駒らしい、スピードがありそうな良い体型をしています。このまま順調に成長してほしいです。機会が合えば是非、兄にも騎乗をお願いしたいですね」

○友道康夫厩舎(栗東)
・スカイダイヤモンズの20(牡・父ハーツクライ)
「初仔とは思えない好馬体です。筋肉質でボリューム感があり、全体的にも柔らかみを感じました。脚元も丈夫そうですし、距離に問題はないと思いますので、中長距離が活躍の場と見込んでいます」

・外コンシダレイトの20(牡・父Nathaniel)
「大柄で見栄えのする馬で成長が著しいですね。以前、凱旋門賞でエネイブルを見ましたが本馬は非常に良く似ています。欧州血統でもあり、今後の調教次第ですが中距離くらいから使い出したいと考えています」