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【西内荘コラム】楽しみな2歳馬ロン&マイシンフォニー
2021/9/25 12:20
わが家に生後3ヶ月のスタンダードプードルがやってきました。物心がついた時から高知県の実家にはシェパードに始まり、コリー犬に土佐犬を飼い、現在は自宅にラブラドールと大型犬ばかりでした。一番、新しい家族だった小型犬のトイプードルが他界してから、ペットロスになっていたので、新たにやってきたスタンダードプードルが家の中から庭へと走り回る光景には心が和みます。そうそう、馬の蹄を削蹄する仕事の私が、犬は深爪しそうで、いまだに切ったことがありません。
削蹄から話を広げますと「蹄刀」を造る職人さんが後継不足に陥っていることを再三、指摘してきました。実際に蹄刀の供給不足は顕著で私自身がキープする本数が減ってきて先を見通すと心配です。今は装蹄道具に蹄鉄まで既製品ばかり。鍛冶屋仕事を経験した装蹄師は我々が最後の世代で、装蹄師=ブラックスミス(鍛冶屋)の呼称を使っている身としては寂しい限りですが、それも時代の流れなのでしょう。
来週はいよいよ凱旋門賞。担当馬ディープボンドの奮闘を祈るのみ。また、ジャパンかブルームで参戦予定の武豊ジョッキーに今週の競馬で弾みをつけてもらうべく、キーファーズ所有の担当馬は2歳馬ロン(今日の中京9R)とマイシンフォニー(明日の中京3R)がいて楽しみです。