競馬ニュース 競馬ニュース

【アイビスSD】石川「スピードを信じて乗るだけでした」オールアットワンスが重賞初制覇

過去の記事

2021/7/25 21:50

(C)スポニチ

 25日、新潟競馬場で行われた夏の風物詩、G3・アイビスサマーダッシュは、1番人気のオールアットワンスが重賞初制覇。ゴール前は最内、大外に分かれての大混戦で、軽量を生かしてきっちり抜け出した。

1着 オールアットワンス
石川裕紀人騎手
「初めてこの馬に乗せて戴いたんですが、51キロでしたしスピードある馬だなとは競馬を見て分かっていたので、枠順も良かったですし色々な条件が噛み合って良く勝ち切ってくれました。1000mを使うのが初めての馬が多い中で、外枠だったので彼女のスピードを信じて乗るだけでした。斤量が味方になった部分もあると思いますが、強い男馬がいる中でこの内容で勝ち切ってくれたので、これからどんどん成長してくれる馬だなと思います。まだ戦績も少ないですし、もっと活躍できる馬だと思います。今回は状態が素晴らしく感じましたので、厩舎関係者に感謝しています。オリンピックが無観客で開催されている中、競馬はお客さんがいて、その中でしっかり彼女のスピードを見せつけることが出来たので、素晴らしい金メダルだと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 25日、新潟競馬場で行われた11R・アイビスサマーダッシュ(Jpn3・3歳上オープン・芝1000m)で1番人気、石川裕紀人騎乗、オールアットワンス(牝3・美浦・中舘英二)が勝利した。3/4馬身差の2着に2番人気のライオンボス(牡6・美浦・和田正一郎)、3着にバカラクイーン(牝5・美浦・武井亮)が入った。勝ちタイムは0:54.2(良)。

 3番人気で川田将雅騎乗、モントライゼ(牡3・栗東・松永幹夫)は、12着敗退。なお、17番ロジクライは出走取消となっている。

【新馬/新潟6R】3連単689万超の大波乱!10人気ファンデルがデビューV

ゴール前は内外広がって大混戦

 1番人気に支持された石川裕紀人騎乗、オールアットワンスが嬉しい重賞初制覇を飾った。ゴール前は大外、最内に分かれての大混戦。先に抜け出したライオンボス、最内のバカラクイーンを、オールアットワンスがゴール前で見事に交わした。

オールアットワンス 6戦3勝
(牝3・美浦・中舘英二)
父:マクフィ
母:シュプリームギフト
母父:ディープインパクト
馬主:吉田勝己
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 オールアットワンス
2着 ライオンボス
3着 バカラクイーン
4着 トキメキ
5着 ジュランビル
5着 グレイトゲイナー 
7着 タマモメイトウ
8着 ルドラクシャ
9着 ヒロイックアゲン
10着 アルミューテン
11着 ビリーバー
12着 モントライゼ
13着 セピアノーツ
14着 モメチョッタ
15着 ロードエース
16着 リッチクレマチス
(出走取消)ロジクライ