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【武豊日記】気持ちよく競馬が出来ています
2021/7/16 21:07
先週の小倉のプロキオンSの雷雨映像には驚きましたが、こちら函館は少し暑いかなぐらいのちょうどいい気候。相変わらず馬場は絶好の状態で、気持ちよく競馬ができています。
昨日、水曜日は大井競馬場へ遠征して(完全に北海道の人になった言い方ですが)、ジャパンダートダービーに参戦。関東オークスに続いて騎乗したウェルドーンはよく頑張ってくれましたが、僅かに届かずの3着。内容には満足していますが、なんとかならなかったかなの思いはあります。勝ったのは船橋のキャッスルトップ。仲野光馬騎手は、「めったに大井に乗りにくることもないんですよ」と言っていた31歳。本当にうれしそうでした。
少し前までの交流重賞といえば、JRA勢と地方勢が二つの馬群に分かれて進む形もよくあるほどでしたが、最近は勝負になる馬も増えてきています。こちらも、さらに気を引き締めて立ち向かう必要がありそうです。
函館2歳Sはトーセンヴァンノ
今週末も函館での騎乗です。函館2歳Sは、楽しみにしていたグランアプロウソが故障してしまい、騎乗馬なしを覚悟していましたが、先週七夕賞を勝った小桧山厩舎から、トーセンヴァンノを依頼いただきました。未勝利馬ですが、世界では未勝利馬が重賞を勝つのは珍しくありません。ましてや、トーセンヴァンノは2戦して連続の2着惜敗。ゲートさえまともならやれる力はあるはずです。今週も全力プレーで頑張ります。
(C)武豊オフィシャルサイト