栗東トレセンでもワクチンの職域接種がまもなく始まりますが、私はズルをしたわけではなく大津市の高齢者のカテゴリーで既に完了済み。2度目は副反応で翌日は熱が出やすいと聞いていたので解熱剤を手元に身構えましたが、うれしい誤算で何事もなし。その日は装蹄が集中する追い切りの水曜日、しんどくても休めないので副反応がなかったことを歓迎しました。

　マスクは今後も必需品。装蹄はハードな仕事なので夏場の息苦しさは大げさでなく倒れそうになるほどですが、2度の接種を終えたので抗体ができる頃からノーマスクでいいのかな、と考えています。8月になれば大手を振って小倉出張！となればうれしい限り。とにかく世の中がコロナ前のように元通りとなることを願っています。

　プロキオンステークスのスマートダンディーは気難しく我の強いタイプ。成績も安定感に欠けるけど、ちゃんと走ればチャンスはあるはず。きょう福島1R・2歳未勝利のルクスランページは2週間前にこのコラムで取り上げたように、有名な2人のオーナーが新たに立ち上げた馬主名義「ルクス」の冠名の初陣で、その時はイレ込んで自滅でした。この馬は北海道にいた1歳時にラチに突っ込み鼻を骨折した経歴の持ち主。ランページの意味は「突進する」だから、そのまま馬名になったわけですね。ケガを乗り越えた生命力もそうだし、能力は高いので2戦目で見直したいところ。