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【帝王賞】デムーロ「進んでいかなかった」レース後ジョッキーコメント
2021/7/1 06:10
30日、大井競馬場で行われた交流G1・帝王賞は、4番人気に支持されたテーオーケインズが圧勝。直線最内から鋭く抜け出して3馬身突き放す完勝だった。2着には大井所属のノンコノユメが追い込んだ。大井を得意とする1番人気に支持されたオメガパフュームはまさかの5着敗退。
帝王賞、レース後ジョッキーコメント
1着 テーオーケインズ
松山弘平騎手
「嬉しい気持ちとやってくれるなって信じていたので馬が本当によく頑張ってくれて良かったなと思います。前走勝たせていただいた時と変わらず良い状態だったなと思います。スタートも良かったですし、思っていたよなポジションでしっかり折り合いもつけれましたし、良いところで自分の思っていた理想の競馬が出来たなと思います。最後鋭く伸びてくれて後ろも突き放してますし、非常に強い競馬だったと思います。本当に強い馬ですし、今日も強い相手にこれだけ強い競馬してくれたので、本当に今後更に楽しみです。今日はありがとうございました。もっと強い走りを見せられるように頑張っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」
高柳大輔調教師
「能力はある馬だと思っていたので、ここに連れてこれて勝てたっていうのは本当にホッとしました。松山ジョッキーと作戦を練った通りの位置につけられて思った以上にゲートも良かったんですけど、良い位置につけられたので安心して見ていられました。強力なメンバーもいたんですけど、みんなそうだったんですけれども、ここを目指してあの馬も能力があると思って、あの馬を信じて調教してきました。東京大賞典の時は厳しい条件でしてしまったんですけど、今回はここを目指して来れたので万全な状態だ挑むことが出来たのでこういう結果になったと思います。この馬が長く活躍していくことを期待しています。(次走は)秋になると思うんですけれども、まだ状態を見てこれから決めたいと思っています。テーオーケインズはまだ4歳なのでこれからどんどん良くなると思うので応援よろしくお願いします」
2着 ノンコノユメ
真島大輔騎手
「休養してフレッシュさが戻りました。前回と違い今日は気持ちが向いていて楽しそうに走ってくれました」
ルメール「すごく良い馬」
3着 クリンチャー
C.ルメール騎手
「すごく良い馬だと思います。砂を被ることはなかったけど、外枠が残念でした。右回りも上手だし直線の加速も良かったです。1、2着馬が強かったです」
5着 オメガパフューム
M.デムーロ騎手
「スタートは良かったが、進んでいかなかった。早めに動いたが3、4コーナーがズブく、直線伸びなかったです」
10着 カジノフォンテン
張田昂騎手
「ペースが思うようにいかなかった。暑さに弱いところもあったのかもしれません」
レース結果、詳細は下記のとおり。
30日、大井競馬場で行われた11R・帝王賞(Jpn1・4歳上オープン・ダ2000m)で4番人気、松山弘平騎乗、テーオーケインズ(牡4・栗東・高柳大輔)が快勝した。3馬身差の2着にノンコノユメ(せん9・大井・荒山勝徳)、3着にクリンチャー(牡7・栗東・宮本博)が入った。勝ちタイムは2:02.7(重)。
1番人気でM.デムーロ騎乗、オメガパフューム(牡6・栗東・安田翔伍)は5着、2番人気で戸崎圭太騎乗、チュウワウィザード(牡6・栗東・大久保龍志)は6着、3番人気で張田昂騎乗、カジノフォンテン(牡5・船橋・山下貴之)は10着敗退。
最内から一気に抜け出す
4番人気に支持された松山弘平騎乗、テーオーケインズが嬉しい交流G1初制覇を飾った。直線では最内から一気に抜け出してライバルを圧倒。ゴール前は3馬身後続を突き放す完勝劇で、鞍上も渾身のガッツポーズでゴールへ飛び込んだ。
テーオーケインズ 13戦7勝
(牡4・栗東・高柳大輔)
父:シニスターミニスター
母:マキシムカフェ
母父:マンハッタンカフェ
馬主:小笹公也
生産者:ヤナガワ牧場
【全着順】
1着 テーオーケインズ
2着 ノンコノユメ
3着 クリンチャー
4着 ミューチャリー
5着 オメガパフューム
6着 チュウワウィザード
7着 オーヴェルニュ
8着 マルシュロレーヌ
9着 ダノンファラオ
10着 カジノフォンテン
11着 ヒカリオーソ
12着 モンゲートラオ
13着 フレアリングダイヤ