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【帝王賞】高柳大輔師「ホッとしました」テーオーケインズがV

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2021/6/30 21:36

 30日、大井競馬場で行われた交流G1・帝王賞は、4番人気に支持されたテーオーケインズが圧勝。直線最内から鋭く抜け出して3馬身突き放す完勝だった。2着には大井所属のノンコノユメが追い込んだ。大井を得意とする1番人気に支持されたオメガパフュームはまさかの5着敗退。

高柳大輔調教師
「能力はある馬だと思っていたので、ここに連れてこれて勝てたっていうのは本当にホッとしました。松山ジョッキーと作戦を練った通りの位置につけられて思った以上にゲートも良かったんですけど、良い位置につけられたので安心して見ていられました。強力なメンバーもいたんですけど、みんなそうだったんですけれども、ここを目指してあの馬も能力があると思って、あの馬を信じて調教してきました。東京大賞典の時は厳しい条件でしてしまったんですけど、今回はここを目指して来れたので万全な状態だ挑むことが出来たのでこういう結果になったと思います。この馬が長く活躍していくことを期待しています。(次走は)秋になると思うんですけれども、まだ状態を見てこれから決めたいと思っています。テーオーケインズはまだ4歳なのでこれからどんどん良くなると思うので応援よろしくお願いします」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 30日、大井競馬場で行われた11R・帝王賞(Jpn1・4歳上オープン・ダ2000m)で4番人気、松山弘平騎乗、テーオーケインズ(牡4・栗東・高柳大輔)が快勝した。3馬身差の2着にノンコノユメ(せん9・大井・荒山勝徳)、3着にクリンチャー(牡7・栗東・宮本博)が入った。勝ちタイムは2:02.7(重)。

 1番人気でM.デムーロ騎乗、オメガパフューム(牡6・栗東・安田翔伍)は5着、2番人気で戸崎圭太騎乗、チュウワウィザード(牡6・栗東・大久保龍志)は6着、3番人気で張田昂騎乗、カジノフォンテン(牡5・船橋・山下貴之)は10着敗退。

【帝王賞】松山「非常に強い競馬」テーオーケインズが交流G1初制覇!

最内から一気に抜け出す

 4番人気に支持された松山弘平騎乗、テーオーケインズが嬉しい交流G1初制覇を飾った。直線では最内から一気に抜け出してライバルを圧倒。ゴール前は3馬身後続を突き放す完勝劇で、鞍上も渾身のガッツポーズでゴールへ飛び込んだ。

テーオーケインズ 13戦7勝
(牡4・栗東・高柳大輔)
父:シニスターミニスター
母:マキシムカフェ
母父:マンハッタンカフェ
馬主:小笹公也
生産者:ヤナガワ牧場

【全着順】
1着 テーオーケインズ
2着 ノンコノユメ
3着 クリンチャー
4着 ミューチャリー
5着 オメガパフューム
6着 チュウワウィザード
7着 オーヴェルニュ
8着 マルシュロレーヌ
9着 ダノンファラオ
10着 カジノフォンテン
11着 ヒカリオーソ
12着 モンゲートラオ
13着 フレアリングダイヤ