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【外厩】帝王賞

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2021/6/30 15:08

★予想
中央馬の追い切りでは、クリンチャー、チュウワウィザードが絶好の動きを見せていた。どちらも一週前追い切りでは併せた併走馬を圧倒していて、最終追い切りには自己ベストと同等の時計を叩き出している。

兎にも角にも覚醒したチュウワウィザードを含め、先行出来る馬で決まるような感じでしょう。ドバイでの2着は敬意を評し本命。クリンチャーもダートで覚醒。今の勢いなら対抗でも全く驚かない。オメガは大井巧者。川田大人の事情でダノンに騎乗であるとは思うが、惑星で買っておく。

◎7チュウワウィザード
○13クリンチャー
▲8オメガパフューム
★6ダノンファラオ
△5カジノフォンテン
△10オーヴェルニュ

買い目
7→13.8→13.8.6.5.10(3連単)
7.6→7.6.13→6.13.8(3連単)
5.6.7.8.10.13(3連複ボックス)

★レース傾向
人気傾向としては、過去5年。
1番人気は(0.3.1.1)
2番人気は(2.1.1.1)
3番人気は(1.0.1.3)

過去5年の3連単の平均は10,026円。
基本的に中央所属馬で馬券圏内を占めることがほとんどで、昨年も人気馬3頭で決まったレースだが、中央所属の中でも下位人気の馬が好走することも時々ある。

また、南関所属馬のレベルも上がってきており、過去5年では3着が一度だけではあるが、そろそろ好走数が増えてもおかしくない。中央所属馬には敬意を払い、南関所属馬も狙える馬がいれば、狙ってみると良い。

枠番傾向としては、内枠が有利。大井2000mは最初の1コーナーまでの距離が長く、枠の差はあまりないがこのレースに限り、2019年までの4年間、必ず1~3枠の馬が絡んでいました。

また、8枠は過去5年で3着が一度だけなのですが、そこまで内外の不利があるコースとは言えないが、極端な軽視はせず、気に留める程度で。

脚質傾向としては、先行・中団差しが有利。先行馬は他の交流重賞もそうだが、基本的に追走力が地方所属馬より上回っていることの多い中央所属馬なので、中央所属馬がよく好走するなら、先行馬有利。4コーナーである程度の位置をつけて抜け出すのが一番良さそうだが、4コーナーで中団につけられ、上がりが出せる馬であれば、そういう馬を狙うのも良い。

★有力馬 1週前&最終追い切り
■好調教馬
クリンチャー
チュウワウィザード

①クリンチャー
★一週前追い切り
6/16 栗CW重 馬なり
81.6 66.5 51.4 37.8 12.0

一週前追い切りはC.ルメール騎手が騎乗しての調教。一杯に追われた古馬2勝のセグレドスペリオルと併せて、内を0.6秒追走してアタマ差先着。

★最終追い切り
6/23 栗坂良 一杯
52.1 38.2 25.0 12.6

先週は実際にC.ルメール騎手が騎乗して、馬なり調教でしたが、絶好の動きで加速すると終い12.0秒の好時計をマーク。
一杯に追う併走馬も楽に圧倒しており、前走時以上に良い動きを見せている。今週は意欲的に追われましたが、力強いフットワークで自己ベストを更新。直線で若干失速したが、普段通りの傾向ですし、態勢は整ったとみて良い。

②チュウワウィザード
★一週前追い切り
6/17 栗CW稍 一杯
81.2 65.4 50.7 37.3 12.1

一週前追い切りは松本騎手が騎乗しての調教。馬なりに追われた古馬3勝のテンザワールドと併せて、内を0.7秒追走して0.8秒先着。

★最終追い切り
6/26 栗坂稍 強め
51.3 37.0 24.2 12.4

全体時計も優秀で、直線は12.1秒の好時計をマーク。今週はやや抑え目だが、意欲的に追われると、力強い反応で自己ベストと同等の時計を叩き出している。自己ベストは一杯に追われて出たタイムで、少し抑えてこの時計ならかなり優秀。直線も12.4秒なら水準以上で、仕上がりは万全。

③オメガパフューム 
★一週前追い切り
6/17 栗CW稍 一杯
81.7 67.7 51.3 38.0 12.5

一週前追い切りはM.デムーロ騎手が騎乗しての調教。馬なりに追われた3歳未勝利のアーリーアダプターと併せて、外を0.4秒追走してクビ差先着。

★最終追い切り情報★
6/25 栗CW良 一杯
83.3 66.6 50.8 37.1 12.6

最終追い切りは岩田望来騎手が騎乗しての調教。馬なりに追われた古馬1勝のカレンルシェルブルと併せて、外を0.6秒追走して0.3秒先着。ひと追い毎に動きは良化しており、力強い反応で2週連続で併走馬に先着。3週連続でビッシリやれているのも好感が持てますし、一週前追い切りでは6F81秒台の好時計を叩き出していて、乗り込み量も十分で、仕上がりは良好。

④オーヴェルニュ 
★一週前追い切り
6/19 栗CW重 強め
68.3 51.8 38.1 11.8

意欲的に追われる内容で、追われた反応は良好で、直線は11.8秒の好時計をマーク。

★最終追い切り
6/23 栗CW良 馬なり
70.0 53.5 40.5 12.6

全体時計も優秀で、折り合いがついているのも好感。その分、今週はサッと流す程度の調教だが、軽快なフットワークで直線の伸びも優秀。しっかり加速ラップを刻んだ調教ができていますし、仕上がりは順調と考えて良い。

⑤テーオーケインズ
★一週前追い切り
6/16 栗CW重 馬なり
82.0 66.5 52.3 38.5 12.3

一週前追い切りは松山騎手が騎乗しての調教。

★最終追い切り
6/23 栗CW良 一杯
81.1 64.9 50.7 37.5 12.1

最終追い切りは松山騎手が騎乗しての調教。今週はビッシリ追われると、力強い反応で6F81.1秒の好時計をマーク。攻め動くタイプの馬なので、時計自体はいつも通りだが、直線も12.1秒の鋭い伸び脚で引き続き好調。折り合いもついていますし、仕上がりは順調と考えて良い。