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【西内荘コラム】ルクスの初陣
2021/6/26 12:43
上半期を締めくくる今年の宝塚記念は近年の牝馬時代を象徴するように、「3強牝馬」が前評判。私の担当する牝馬はその枠に入っていませんが、ミスマンマミーアもはまれば鋭い切れ味を発揮するタイプで装蹄の感触も抜群。タニノギムレット産駒とあって個人的には時代に名を刻んだ名牝ウオッカと似た部分は…と比べる楽しみがあります。もちろん戦歴は比べるまでもないので、あくまで見た目と装蹄に限定。ミスマンマミーアはウオッカに比べると、一回り小さめのサイズで特徴的な腰の形状が似ており、装蹄の感触も同様。なので、”ミニウオッカ”と称しておきましょう。
宝塚記念が終われば翌週からトレセンの調教開始は夏時間に変わります。スタッフが起床するのは大体2時半頃。いよいよ、夏本番です。世にならいトレセンも職域接種がスタート、JRA関係者は移動が多いのでワクチン接種は必須です。私はすでに大津市の接種券で1度目を終え、近々に2度目が控えており、これが終われば気分的に楽。出張も気兼ねなく行けます。
さて、新馬戦では新種牡馬の話題が目に止まるようになってきましたが、こんな話題も…。東京日曜6Rでデビューするルクスランページの「ルクス」は冠名。スマートの大川徹オーナーと、サトノの里見治オーナーが共同出資し、生産から関わり新たな馬主名義を設けてスタート。今後、少しずつ増えてくるので、まずはルクスの初陣にご注目を!