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【兵庫CS】幸「芝でもダートでも」リプレーザ3連勝で重賞初制覇
2021/5/4 21:10
4日、園田競馬場で行われた11R・兵庫チャンピオンシップは、2番人気のリプレーザが重賞初制覇。前走芝1200mで豪脚を発揮した同馬が、距離延長のダート重賞でも能力を発揮した。
兵庫チャンピオンシップ、勝利ジョッキーコメント
1着 リプレーザ
幸英明騎手
「嬉しいです。距離はやっぱり少し心配でした。ただ、折り合いには不安のない馬なので、何とかもってくれないかなという気持ちで乗っていました。出来ればあの位置(道中3番手)までは行っておきたいなとは思っていたんですけど、もうちょっと後ろになってしまうんじゃないかなと、レース前は思っていました。ペースは前の馬を見ながら、一番人気の馬が前にいたのでそれだけマークして早めに交わしに行けたらなという気持ちで乗っていました。ちょっとこの馬の癖で内にキツくもたれるところがあって、そこで上手く加速出来なくてちょっと置かれたんですけど、内ラチまで行った後は手応えが戻ってきてくれたので良かったです。最初の頃は内にもたれる癖がキツくて、なかなか力を発揮できてなかったんですけど、最近はもう調教でも競馬でももたれることは無くなっていたので、どんどんどんどん成長していっているというのは感じています。芝でもダートでも距離の短いところでも長いところでも走れる馬なので、選択肢も広いですし楽しみです。まだまだ成長出来る馬だと思っているので、これからが楽しみです。画面越しからでも沢山の応援をしていただいてありがとうございました。またこれからもリプレーザ号はどんどん大きいところを勝っていくとは思うので、また応援よろしくお願いします」
レース結果、詳細は下記のとおり。
4日、園田競馬場で行われた11R・兵庫チャンピオンシップ(Jpn2・3歳オープン・ダ1870m)で2番人気、幸英明騎乗、リプレーザ(牡3・栗東・大根田裕之)が勝利した。1/2馬身差の2着に1番人気のゴッドセレクション(牡3・栗東・今野貞一)、3着にランスオブアース(牝3・栗東・本田優)が入った。勝ちタイムは2:02.5(良)。
3番人気で石川裕紀人騎乗、ロードエクレール(牡3・美浦・齋藤誠)は、4着敗退。
ゴッドセレクションは2着に敗れる
2番人気に支持された幸英明騎乗、リプレーザが嬉しい重賞初制覇を飾った。序盤からJRA勢が先団を形成してリプレーザは4番手の位置から。勝負どころでは一瞬前から離されての追走となったが、しぶとくじわじわと前との差を詰めて短い直線の入り口を迎えると、早め先頭から押し切りを図った断然人気のゴッドセレクションをゴール前できっちり差し切った。幸英明騎手は昨日のかきつばた記念に続いて、連日の重賞勝利となっている。
リプレーザ 6戦3勝
(牡3・栗東・大根田裕之)
父:リオンディーズ
母:サウスエンピリカル
母父:マンハッタンカフェ
馬主:奥裕嗣
生産者:高岸順一
【全着順】
1着 リプレーザ
2着 ゴッドセレクション
3着 ランスオブアース
4着 ロードエクレール
5着 サラコナン
6着 ハングタイム
7着 エイシンヒビキ
8着 エコロディバイン
9着 ファーストライズ
10着 ワンナイトスタンド
11着 ウォニー
12着 リュウノヒミコ