3日、名古屋競馬場で行われた交流G3・かきつばた記念は、2番人気のラプタスが昨年に続いて連覇を達成。トップハンデも弾き返して、後続を3馬身突き放した完勝だった。

かきつばた記念、勝利ジョッキーコメント
1着　ラプタス
幸英明騎手
「率直に嬉しいの一言です。本当に凄い馬だと思います。偉い馬だと思います。今日はまたがった時点ですごい具合が良さそうだなと思っていましたので、良い競馬が出来そうだなとは思っていました。メンバーというより自分の競馬が出来れば良い勝負が出来るのかなと思っていました。2走前くらいにスタートを失敗したりとかもあったので、今日はスタートだけに集中していました。（スタート）良かったと思います。昨年よりも道中の手応えが良かったので、3コーナーあたりでこのまま手応え通りだったら勝てるのかなとは乗りながら思っていました。（ゴールした瞬間は）嬉しかったです。全部今のところ悪いところがないので、スタートも良いですし、最近折り合いも付くようになっていますし、今日ハナに行けなくても競馬が出来るかなと思っていたので、最近どんどん成長してくれていると思います。（距離的には）今のところ1400がベストなのかなと思っていますけど、最近ちょっと折り合いのほうも上手く付き始めているので、もう一ハロンくらい伸びてもやれるのかなとは思っています。今日も沢山の応援ありがとうございました。また次の応援もよろしくお願いします」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　3日、名古屋競馬場で行われた11R・かきつばた記念（Jpn3・4歳上オープン・ダ1400m）で2番人気、幸英明騎乗、ラプタス（せん5・栗東・松永昌博）が快勝した。3馬身差の2着に1番人気のテイエムサウスダン（牡4・栗東・飯田雄三）、3着に3番人気のベルダーイメル（牡4・栗東・本田優）が入った。勝ちタイムは1:25.2（良）。

【写真】かきつばた記念

トップハンデも関係なし

　2番人気に支持された幸英明騎乗、ラプタスがかきつばた記念連覇を達成した。トップハンデ58キロを背負うもスタートからダッシュ良く先手を奪い、1番人気のテイエムサウスダン以下を引き連れて勝負どころへ。テイエムサウスダンの手応えが怪しくなる中でも、余裕ある走りで直線へ向くと、ライバルを更に突き放して3馬身差の完勝だった。

ラプタス　16戦8勝
（せん5・栗東・松永昌博）
父：ディープブリランテ
母：エアラホーヤ
母父：ボストンハーバー
馬主：ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン
生産者：藤原牧場

【全着順】
1着　ラプタス
2着　テイエムサウスダン
3着　ベルダーイメル
4着　ナリタミニスター
5着　ノボバカラ
6着　メイソンジュニア
7着　スマートセラヴィー
8着　サンデンバロン
9着　ウラガーノ
10着　エイシンハルニレ
11着　ゴールドクイーン
12着　ケイアイテディ