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【皐月賞】川田「返し馬の雰囲気は抜群でした…」レース後ジョッキーコメント
2021/4/19 06:27
18日、中山競馬場で行われたG1・皐月賞は、2番人気のエフフォーリアが無傷の4連勝で制覇。鞍上の横山武史騎手は、父横山典弘騎手と同レース父子制覇となった。
皐月賞、レース後ジョッキーコメント
1着 エフフォーリア
横山武史騎手
「最高です!デビューから乗せていただいている馬で、よくここまで順調に来てくれたなと思っていますので、なんとかここでも良い結果をと思っていましたし、それを現実に出来て良かったです。凄く人気もありましたしプレッシャーが凄かったんですけども、自分が今持てる技術を発揮して、この馬の能力をしっかり発揮出来れば絶対勝てると自分に言い聞かせて勝負に臨みました。思ったよりペースが流れなかったので、良いポジションも取れましたし、進路をどこにするかなと思ったのですが、4コーナーは狭いところでしたが良く割ってくれたと思いますし、最後まで勝ちは分かりませんでした。無敗でG1を取れて、馬の力であり、関係者の方々のおかげでもあり、本当に嬉しいです。次はもっと大きなレースになると思いますが、更なるプレッシャーがかかると思います。僕自身ももっと成長して大きい本番に挑めるように頑張りたいと思います」
2着 タイトルホルダー
田辺裕信騎手
「ハナを取りたかったのですが、競馬なので仕方がありません。ペースやコース取りは思っていた通りに出来ました。この馬自身頑張っていますし、力をつけているので今後が楽しみです」
3着 ステラヴェローチェ
吉田隼人騎手
「ゲートは練習の時と違いました。いつでも外に出られるような位置にいましたが、内が開いたので勝ち馬の後ろからよく伸びてました。2400mも意識して競馬が出来ました」
4着 アドマイヤハダル
C.ルメール騎手
「頑張ってくれたけど、こういう馬場は良くないです」
5着 ヨーホーレイク
岩田望来騎手
「後ろからになりましたがよく走ってくれました。4コーナーで狭いところをつく形になりましたが、勝負根性を見せて頑張ってくれています」
6着 グラティアス
M.デムーロ騎手
「外枠が厳しく、流れが少し速くて息も入りませんでした」
7着 ディープモンスター
戸崎圭太騎手
「外を回っての前残りで厳しかったです」
川田「ダービーに向けてしっかり準備したい」
15着 ダノンザキッド
川田将雅騎手
「返し馬の雰囲気は抜群でしたし、自信を持って競馬に向かえましたが、今日は能力を出せずに終わってしまいました。ダービーに向けてしっかり準備をしたいです」
レース結果、詳細は下記のとおり。
4月18日、中山11Rで行われた第81回皐月賞(3歳オープン・G1・牡牝・芝2000m・1着賞金=1億1000万円)は、横山武史騎乗の2番人気、エフフォーリア(牡3・美浦・鹿戸雄一)が勝利。無傷の4連勝で皐月賞を制した。勝ちタイムは2分00秒6(稍重)。
2着に8番人気のタイトルホルダー(牡3・美浦・栗田徹)、3着に6番人気のステラヴェローチェ(牡3・栗東・須貝尚介)が入った。
無敗の皐月賞馬は史上19頭目
2番人気に支持された横山武史騎乗、エフフォーリアが無敗で皐月賞を制した。レースでは五分のスタートから先行集団で流れに乗り、内々でロスなく立ち回った。勝負どころでもインを上手く捌いていき直線へ向くと、1番人気のダノンザキッドが後退していく中、手応え良く早々と抜け出し、ライバルの追撃もかわして悠々押し切った。無敗での皐月賞Vは昨年のコントレイルに続いて史上19頭目となった。
皐月賞を勝ったエフフォーリアは、父エピファネイア、母ケイティーズハート、母の父ハーツクライという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は4戦4勝。重賞は21年共同通信杯(G3)に次いで2勝目。鞍上の横山武史騎手、管理する鹿戸雄一調教師は共に同レース初勝利。
【全着順】
1着 エフフォーリア 横山武史
2着 タイトルホルダー 田辺裕信
3着 ステラヴェローチェ 吉田隼人
4着 アドマイヤハダル C.ルメール
5着 ヨーホーレイク 岩田望来
6着 グラティアス M.デムーロ
7着 ディープモンスター 戸崎圭太
8着 レッドベルオーブ 福永祐一
9着 ヴィクティファルス 池添謙一
10着 イルーシヴパンサー 大野拓弥
11着 シュヴァリエローズ 三浦皇成
12着 ワールドリバイバル 菱田裕二
13着 ラーゴム 北村友一
14着 ルーパステソーロ 木幡巧也
15着 ダノンザキッド 川田将雅
16着 アサマノイタズラ 嶋田純次