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【ニュージーランドT】藤岡佑「最後は流す余裕」バスラットレオンが圧逃!

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2021/4/10 21:50

(C)Yushi Machida

 10日、中山競馬場で行われたG2・ニュージーランドトロフィーは、2番人気のバスラットレオンが素晴らしい逃げ脚で5馬身差の完勝。重賞初制覇を飾った。このレースの1〜3着馬には、NHKマイルカップ(5月9日・東京・芝1600m)への優先出走権が与えられる。

ニュージーランドトロフィー、勝利ジョッキーコメント
1着 バスラットレオン
藤岡佑介騎手
「デビューの時からスタートの速い馬で、前に進みたい気持ちの強い馬なので助かりますね。思った以上にペースも楽でしたし、4コーナー回るときには負けないだろうなという手応えでした。直線もうかなり手応えに余裕があったので、馬場の内側がけっこう緩く感じていたので、馬場を選ぶ形で少し外に出して、最後は流す余裕もありました。随分身体もしっかりしてきましたし、デビュー前の追い切りから本当に素晴らしい動きをしていた馬なので、やっと重賞のタイトルを勝つことが出来て良かったと思います。まだまだ上を目指せる馬だと思いますし、これから更に成長してくれればG1でも十分能力を発揮してくれるんじゃないかなと思います。今は先攻する形で結果が出ていますけど、タメが効けば将来的には末脚も使えるようになるんじゃないかなという風に思っているので、まだまだ可能性のある馬だと思います。今日は本当に強い競馬をしてくれて、まだまだこれから活躍出来る馬だと思うので、また応援してあげてください」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 10日、中山競馬場で行われた11R・ニュージーランドトロフィー(G2・3歳オープン・牡牝・芝1600m)で2番人気、藤岡佑介騎乗、バスラットレオン(牡3・栗東・矢作芳人)が快勝した。5馬身差の2着に3番人気のタイムトゥヘヴン(牡3・美浦・戸田博文)、3着にシティレインボー(牡3・栗東・池添兼雄)が入った。勝ちタイムは1:33.1(良)。

 1番人気でC.ルメール騎乗、アヴェラーレ(牝3・美浦・木村哲也)は、15着敗退。

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直線は一人旅

(C)Yushi Machida

 2番人気に支持された藤岡佑介騎乗、バスラットレオンが見事な逃げ脚で重賞初制覇を飾った。スタートから迷わず先手を奪いマイペースの展開に持ち込むと、勝負どころでも後続とのリードを保ちながら直線の攻防へ。そこから更にライバルを突き放してセーフティリードを奪い、終わってみれば5馬身差の完勝。影をも踏ませぬ快走だった。

バスラットレオン 7戦3勝
(牡3・栗東・矢作芳人)
父:キズナ
母:バスラットアマル
母父:New Approach
馬主:広尾レース
生産者:三嶋牧場

【全着順】
1着 バスラットレオン
2着 タイムトゥヘヴン
3着 シティレインボー
4着 ヴィジュネル
5着 シュバルツカイザー
6着 ゴールドチャリス
7着 ワザモノ
8着 ロンギングバース
9着 スパークル
10着 ブルーシンフォニー
11着 ドゥラモンド
12着 トーセンウォーリア
13着 ワーズワース
14着 ゲンパチミーティア
15着 アヴェラーレ
16着 サトノブラーヴ