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【阪神牝馬S】川田「独特な走り方」デゼルが重賞初制覇

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2021/4/10 21:49

(C)スポニチ

 10日、阪神競馬場で行われたG2・阪神牝馬ステークスは、1番人気のデゼルが豪快な末脚で差し切りを決めて重賞初制覇を飾った。このレースの勝ち馬にはヴィクトリアマイル(5月16日・東京・芝1600m)への優先出走権が与えられる。

阪神牝馬ステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 デゼル
川田将雅騎手
「しっかりと自分の脚を使ってくれたと思います。追い切りで一度またがりまして、馬の特徴というのを掴ませてもらって、それ通りの競馬だったと思います。前半はこの馬のリズムを大事にしながら、終いの良い馬なのでそこを大事にと思っていました。直線入るまでしっかり待ちましたし、そこから動きを作っていきながらというとこでした。すごく独特な走り方をする馬なんですけれども、無事にここまで辿り着いて、しっかりと重賞を勝つことが出来ましたし、能力が高いことを証明してくれたと思いますので、この後も無事に歩んでいって欲しいなと思います。(ヴィクトリアマイルについての見通しは?)距離的にも大丈夫ですし、左回りに変わっても何ら問題無いと思いますので、良い内容で走り切ってくれたなと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 10日、阪神競馬場で行われた11R・阪神牝馬ステークス(G2・4歳上オープン・牝・芝1600m)で1番人気、川田将雅騎乗、デゼル(牝4・栗東・友道康夫)が勝利した。クビ差の2着に2番人気のマジックキャッスル(牝4・美浦・国枝栄)、3着にドナウデルタ(牝5・栗東・高野友和)が入った。勝ちタイムは1:32.0(良)。

 3番人気で福永祐一騎乗、リアアメリア(牝4・栗東・中内田充正)は、9着敗退。

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出遅れも上手くリカバリー

 1番人気に支持された川田将雅騎乗、デゼルが人気に応えて重賞初制覇を飾った。スタートではやや後手を踏み、ヒヤッとする展開に。それでも後方馬群でしっかり脚を溜めて直線に向くと、大外から豪快な末脚を発揮してゴール寸前で先行各馬をかわし去った。川田将雅騎手は毎日杯、高松宮記念、大阪杯に次いで、4週連続重賞制覇と絶好調。

デゼル 7戦4勝
(牝4・栗東・友道康夫)
父:ディープインパクト
母:アヴニールセルタン
母父:Le Havre
馬主:社台レースホース
生産者:社台ファーム

【全着順】
1着 デゼル
2着 マジックキャッスル
3着 ドナウデルタ
4着 プールヴィル
5着 エーポス
6着 イベリス
7着 ギルデッドミラー
8着 ブランノワール
9着 リアアメリア
10着 メイショウグロッケ
11着 ロフティフレーズ
12着 メジェールスー