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【阪神大賞典】和田竜「理想的な流れ」ディープボンドが重賞2勝目

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2021/3/21 21:51

(C)Yushi Machida

 21日、阪神競馬場で行われたG2・阪神大賞典は、3番人気に支持されたディープボンドが5馬身差で圧勝。菊花賞4着馬が長距離適性を見せた。圧倒的人気に支持されたルメール騎乗、アリストテレスは、直線で伸びることなく7着に敗れた。

阪神大賞典、勝利ジョッキーコメント
1着 ディープボンド
和田竜二騎手
「道悪がどうかと思っていたんですけど、展開もすごく向いてくれましたし、スタミナ勝負に持っていこうと思っていましたので。終始手応えも良くて、本当に道中も息入れて強い競馬だったと思います。前が引っ張ってくれましたので、自分のペースを守れましたし、理想的な流れでしたから。前走は僕も不甲斐ない騎乗をしてしまったので、馬に迷惑をかけてしまいまして、今回は本当に体調も良かったですし、あの馬の競馬をしたら絶対長距離は走ると思っていましたので、3歳の時に強い競馬をずっとしてくれていましたので自信を持っていきました。馬体重もどんどん増えていって、強い調教にも耐えられますし、本当にスタミナが豊富なので、長距離で…とは思っていたんですけど。阪神で天皇賞が行われますし、この内容なら期待していいと思います。すごく良い馬に毎週乗せていただいていますので、また競馬を盛り上げたいと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 21日、阪神競馬場で行われた11R・阪神大賞典(G2・4歳上オープン・芝3000m)で3番人気、和田竜二騎乗、ディープボンド(牡4・栗東・大久保龍志・担当装蹄師/西内荘)が快勝した。5馬身差の2着に2番人気のユーキャンスマイル(牡6・栗東・友道康夫)、3着にナムラドノヴァン(牡6・栗東・杉山晴紀)が入った。勝ちタイムは3:07.3(重)。

 1番人気でC.ルメール騎乗、アリストテレス(牡4・栗東・音無秀孝)は、7着敗退となった。なお、13番ゴーストは競走中止となっている。

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菊花賞4着馬が力を発揮

 3番人気に支持された和田竜二騎乗、ディープボンドが圧勝。長距離適性を発揮して嬉しい重賞2勝目をマークした。道中は離れた4番手の位置で流れに乗ると、勝負どころでも手応えに余裕はあり直線へ。早め先頭から後続を一気に突き放していき、2着以下に5馬身差をつけての完勝だった。断然の1番人気に支持されたルメール騎乗のアリストテレスは直線で伸びることなく7着に敗れた。

ディープボンド 11戦3勝
(牡4・栗東・大久保龍志・担当装蹄師/西内荘)
父:キズナ
母:ゼフィランサス
母父:キングヘイロー
馬主:前田晋二
生産者:村田牧場

【全着順】
1着 ディープボンド
2着 ユーキャンスマイル
3着 ナムラドノヴァン
4着 シロニイ
5着 ダンスディライト
6着 メイショウテンゲン
7着 アリストテレス
8着 タイセイトレイル
9着 アドマイヤジャスタ
10着 ショウリュウイクゾ
11着 タイセイモナーク
12着 ツーエムアロンソ
(競走中止)ゴースト