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【スプリングS】池添「ポテンシャル高い」ヴィクティファルスが重賞初制覇

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2021/3/21 21:50

(C)スポニチ

 21日、中山競馬場で行われた皐月賞トライアルG2・スプリングステークスは、3番人気に支持されたヴィクティファルスが直線で素晴らしい末脚を発揮して差し切り。クラシック戦線へ名乗りを挙げた。このレースの1〜3着馬には皐月賞(4月18日・中山・芝2000m)への優先出走権が与えられる。

スプリングステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 ヴィクティファルス
池添謙一騎手
「良いスタートを切ってくれて、折り合いを少し大事にしていきたいなと返し馬で感じたので、まずはそれを頭に入れて進めていったのですが、良い形で馬の後ろを取れましたし、その後は悪い馬場でしたがリズム良く走ってくれたと思います。追い出してからしっかり反応してくれましたし、こういう馬場でも良く踏ん張って伸びてくれたと思います。まだまだ成長して欲しい部分はあるのですが、持っているポテンシャルは高いので、これからもっと頑張っていって強くなってくれるのではないかなと思います。(弟の池添学調教師との重賞初制覇は?)すごく嬉しいですし、もっと一緒に勝ちたいと思います。この後はクラシックに向かっていくと思うのですが、素質のある馬だと思いますし、頑張ってくれると思いますので、次をまた楽しみにしたいと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 21日、中山競馬場で行われた11R・スプリングステークス(G2・3歳オープン・牡牝・芝1800m)で3番人気、池添謙一騎乗、ヴィクティファルス(牡3・栗東・池添学)が勝利した。アタマ差の2着にアサマノイタズラ(牡3・美浦・手塚貴久)、3着に1番人気のボーデン(牡3・美浦・木村哲也)が入った。勝ちタイムは1:52.0(重)。

 2番人気で三浦皇成騎乗、ランドオブリバティ(牡3・美浦・鹿戸雄一)は、7着敗退。

共同通信杯2着からの参戦

 3番人気に支持された池添謙一騎乗、ヴィクティファルスが豪快な末脚を発揮して嬉しい重賞初制覇を飾った。レースではスタートを五分に出ると、外目を回っていき中団でポジションをキープ。勝負どころから外目を上がって押し上げていくも、直線入り口ではまだ前との差があったが、馬場の良い外目を通ってスパートを開始。重馬場を苦にすることなく素晴らしい末脚を発揮して、ゴール寸前で先に抜け出したアサマノイタズラをアタマ差かわした。

ヴィクティファルス 3戦2勝
(牡3・栗東・池添学)
父:ハーツクライ
母:ヴィルジニア
母父:Galileo
馬主:G1レーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ヴィクティファルス
2着 アサマノイタズラ
3着 ボーデン
4着 イルーシヴパンサー
5着 ヴェイルネビュラ
6着 ワールドリバイバル
7着 ランドオブリバティ
8着 ロードトゥフェイム
9着 セルジュ
10着 アールバロン
11着 ビゾンテノブファロ
12着 オンザライン
13着 レインフロムヘヴン
14着 ニシノオイカゼ
15着 ヴィゴーレ