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【中山牝馬S】武豊「今日は同着じゃなかったですね(笑)」ランブリングアレーが重賞初V

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2021/3/13 21:50

(C)スポニチ

 13日、中山競馬場で行われたG3・中山牝馬ステークスは、7番人気に支持された武豊騎乗のランブリングアレーが勝利。先週のチューリップ賞に続いて大接戦を制した同騎手は、「今日は同着じゃなかったですね」と笑顔でインタビューに応えた。

中山牝馬ステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 ランブリングアレー
武豊騎手
「今日は同着じゃなかったですね(笑)。乗りやすい馬なので、周りの馬の出方を見ていこうかと思っていたのですが、枠が外なのでずっと外を回っていました。何しろ芝がすごく水を含んでいるので、ペースが掴み辛かったのですが、最後はどの馬もきつかったと思いますけど、よく我慢してくれました。馬は非常に落ち着いていましたし、状態はすごく良いなと思っていました。こういう馬場状態も克服してくれて、今後はまた更に大きいレースでも頑張れたら良いなと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 13日、中山競馬場で行われた11R・中山牝馬ステークス(G3・4歳上オープン・牝・ハンデ・芝1800m)で7番人気、武豊騎乗、ランブリングアレー(牝5・栗東・友道康夫)が勝利した。ハナ差の2着にロザムール(牝5・美浦・上原博之)、3着にフェアリーポルカ(牝5・栗東・西村真幸)が入った。勝ちタイムは1:54.8(不良)。

 1番人気で戸崎圭太騎乗、ドナアトラエンテ(牝5・美浦・国枝栄)は9着、2番人気で田辺裕信騎乗、サトノダムゼル(牝5・美浦・堀宣行)は8着、3番人気で福永祐一騎乗、リアアメリア(牝4・栗東・中内田充正)は7着敗退。

極悪馬場で測ったような差し切り

 7番人気に支持された武豊騎乗、ランブリングアレーが嬉しい重賞初制覇を飾った。道中は中団外目の位置を追走し、勝負どころでも大外を選択して進出。直線でも前との差はまだまだあったが、坂を登ってしぶとく末脚を伸ばし、ゴール寸前で内で粘り込むロザムールを測ったように差し切った。

ランブリングアレー 15戦6勝
(牝5・栗東・友道康夫)
父:ディープインパクト
母:ブルーミングアレー
母父:シンボリクリスエス
馬主:社台レースホース
生産者:社台ファーム

【全着順】
1着 ランブリングアレー
2着 ロザムール
3着 フェアリーポルカ
4着 ホウオウピースフル
5着 シャドウディーヴァ
6着 デンコウアンジュ
7着 リアアメリア
8着 サトノダムゼル
9着 ドナアトラエンテ
10着 スイープセレリタス
11着 ロフティフレーズ
12着 アブレイズ
13着 シーズンズギフト
14着 リリーバレロ
15着 アルーシャ
16着 インターミッション