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【名古屋大賞典】川田将雅「勝ち切ることが出来てよかった」クリンチャーが貫禄V

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2021/3/11 21:43

(C)愛知県競馬組合

 11日、名古屋競馬場で行われた交流G・名古屋大賞典は、断然の1番人気に支持された川田将雅騎乗、クリンチャーが貫禄の勝利。58キロを背負っても他馬を寄せ付けずにあっさりと抜け出した。

名古屋大賞典、勝利ジョッキーコメント
1着 クリンチャー
川田将雅騎手
「しっかり勝ちきることが出来て良かったなと思います。僕は全く調整にはタッチしていないんですけど、具合的には問題なくここに来れているなという印象を返し馬で受けました。この馬自身58キロも背負っていましたし、まずはそこが一番だなというところですね。メンバーより斤量差がどう出るかなというところでした。今日はポケットで歩いている雰囲気が馬自身にやる気がなかったので、前に行くことは無いなと、ゆったり競馬を組み立てるかたちになるだろうと思ってスタートしたんですけど、それ通りの前半だったと思います。(道中のリズム感は)悪くなかったです。(手応えとしては)あんまり動きは無かったですけど、それを促していきながら頑張ってくれて良かったです。無事に競馬を終えることが出来てそこが一番です。目標というよりはまずは目の前のこのレースを勝つことが出来ましたし、次の一戦に向けてまたしっかりと整えて、レースに向かえればと思いますので、ひとつひとつをしっかり歩んでいきたいなと思います。今日もこうやってしっかりと結果を出してくれましたし、またこの馬が走る時に楽しんでもらえたらなと思いますので、またよろしくお願いします」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 11日、名古屋競馬場で行われた11R・名古屋大賞典(Jpn3・4歳上オープン・ダ1900m)で1番人気、川田将雅騎乗、クリンチャー(牡7・栗東・宮本博)が快勝した。3馬身差の2着にバンクオブクラウズ(牡4・栗東・石坂公一)、3着に2番人気のロードブレス(牡5・栗東・奥村豊)が入った。勝ちタイムは2:00.0(良)。

 3番人気で松山弘平騎乗、メイショウカズサ(牡4・栗東・安達昭夫)は、8着敗退。

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貫禄の勝利

 断然の1番人気に支持された川田将雅騎乗、クリンチャーが直線で堂々抜け出して、貫禄の勝利を飾った。レースでは勝負どころから徐々に上がって行き、直線入り口で逃げ馬を捉える正攻法。この勝利で前走の佐賀記念に続いてダートグレード連勝、通算6勝目で重賞は4勝目をマークした。

クリンチャー 28戦6勝
(牡7・栗東・宮本博)
父:ディープスカイ
母:ザフェイツ
母父:ブライアンズタイム
馬主:前田幸治
生産者:平山牧場

【全着順】
1着 クリンチャー
2着 バンクオブクラウズ
3着 ロードブレス
4着 ジンギ
5着 ウインユニファイド
6着 ノーブルサターン
7着 スギノグローアップ
8着 メイショウカズサ
9着 ドリームスイーブル
10着 サンデンバロン
11着 メイショウオオゼキ
12着 ポルタディソーニ