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【弥生賞】川田「この敗戦を糧に本番に向かいたい」ダノンザキッドが初黒星

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2021/3/8 06:11

 ダノンザキッドが初黒星を喫した。ラストは力強く伸びてくるも、勝ち馬から約2馬身ほど離された3着に敗れた。スタートからやや行きたがるような面も見せつつ、道中は中団でじっと我慢していたが、前半を62.6のスローペースも相まって、勝ち馬の逃げ切りを許してしまった。この一戦が良いガス抜きとなり、本番での巻き返しが期待される。

3着 ダノンザキッド
川田将雅騎手
「テンションが高くて、レースは力みながらになりました。これで(力みが)抜けてくれると思うし、この敗戦を糧に本番に向かいたいと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 7日、中山競馬場で行われた11R・弥生賞ディープインパクト記念(G2・3歳オープン・芝2000m)で4番人気、横山武史騎乗、タイトルホルダー(牡3・美浦・栗田徹)が快勝した。1.1/4馬身差の2着に2番人気のシュネルマイスター(牡3・美浦・手塚貴久)、3着に1番人気のダノンザキッド(牡3・栗東・安田隆行)が入った。勝ちタイムは2:02.0(良)。

 3番人気で田辺裕信騎乗、ワンデイモア(牡3・美浦・国枝栄)は、7着敗退。

【弥生賞】横山武「本番も頑張りたい」タイトルホルダーが逃げ切る

スローペースで逃げ切る

 4番人気に支持された横山武史騎乗、タイトルホルダーがまんまと逃げ切った。スタートから62秒台後半のスローペースに落としてレースの主導権を握ると、道中も絡まれることなく終始楽な展開に落とし込んだ。勝負どころでもまだまだ余力はありスパートを開始、直線でも最内で粘りこみ危なげない走りで逃げ切った。断然の1番人気に支持された無敗のダノンザキッドは、まさかの3着に敗れた。

タイトルホルダー 4戦2勝
(牡3・美浦・栗田徹)
父:ドゥラメンテ
母:メーヴェ
母父:Motivator
馬主:山田弘
生産者:岡田スタツド

【全着順】
1着 タイトルホルダー
2着 シュネルマイスター
3着 ダノンザキッド
4着 ソーヴァリアント
5着 テンバガー
6着 タイムトゥヘヴン
7着 ワンデイモア
8着 ゴールデンシロップ
9着 ホウオウサンデー
10着 タイセイドリーマー