競馬ニュース 競馬ニュース

【エンプレス杯】矢作師「男馬と勝負しなければ」マルシュロレーヌが完勝

過去の記事

2021/3/4 21:02

矢作芳人調教師

 4日、川崎競馬場で行われた交流G2・エンプレス杯は、1番人気に支持されたマルシュロレーヌが完勝。交流重賞3勝目をマークした。

矢作芳人調教師
「距離に関しては伸びるのは良いのではないかと思っていたんですが、やはり川崎でコーナー6回回る競馬ということで、どうしても後ろから行く馬ですので、その点はちょっと心配していました。(スタート)まわりの馬がちょっと暴れていたので、その影響をちょっと受けちゃったなというところで、まずいなと思っていました。特にコーナーを非常にスムーズに回ってくれたというのが大きかったと思いますし、強い競馬だったなと感じています。次走についてはまだ考えていなかったんですが、どこかでやはり男馬と勝負しなければいけないかなと。牝馬の中ではやっぱり一番強いんじゃないかと思いますので、どこか今年男馬と良いところで戦いたいと考えています。本当に今日は強い競馬をしてくれて、普段可愛い女の子なんですけども、とても嬉しいです。また今後も応援よろしくお願いします」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 4日、川崎競馬場で行われた11R・エンプレス杯(Jpn2・4歳上オープン・牝・ダ2100m)で1番人気、川田将雅騎乗、マルシュロレーヌ(牝5・栗東・矢作芳人)が勝利した。3/4馬身差の2着にサルサディオーネ(牝7・大井・堀千亜樹)、3着に3番人気のマドラスチェック(牝5・美浦・齋藤誠)が入った。勝ちタイムは2:14.1(良)。

 2番人気で松山弘平騎乗、レーヌブランシュ(牝4・栗東・橋口慎介)は、5着敗退。

【エンプレス杯】川田「コーナーを大切に回していきました」マルシュロレーヌが完勝

1番人気の支持に応える

 1番人気に支持された川田将雅騎乗、マルシュロレーヌが完勝。交流重賞3勝目をマークした。スタートでやや後手を踏み、前半は後方からの競馬に。1周目スタンド前で徐々にポジションを上げていき中団の位置で上手く流れると、勝負どころで徐々に進出し逃げ馬を射程圏に捉えて直線へ。馬場の三分どころからあっさりと抜け出して悠々先頭に立ち、危なげなく差し切ってゴールした。

マルシュロレーヌ 17戦7勝
(牝5・栗東・矢作芳人)
父:オルフェーヴル
母:ヴィートマルシェ
母父:フレンチデピュティ
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 マルシュロレーヌ
2着 サルサディオーネ
3着 マドラスチェック
4着 ダノンレジーナ
5着 レーヌブランシュ
6着 シャイニングアカリ
7着 ハクサンアマゾネス
8着 プリンシアコメータ
9着 ローザノワール
10着 ヒキュウ
11着 グランデストラーダ