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【小倉大賞典】石川「最後は必死でした」テリトーリアルが重賞初制覇!

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2021/2/21 21:39

(C)スポニチ

 21日、小倉競馬場で行われたG3・小倉大賞典は、11番人気の伏兵テリトーリアルがゴール前の接戦を制して勝利。来週引退する西浦調教師に重賞制覇の花を添えた。

小倉大賞典、勝利ジョッキーコメント
1着 テリトーリアル
石川裕紀人騎手
「外から人気馬が来ていたので、最後は必死でしたね。それに馬も応えてくれましたね。前2頭がけっこう飛ばしていたので、この馬にとっては理想の展開でした。あとはスタミナ、持久力が持ち味の馬なので、そこは生かそうと乗っていました。流れがこの馬向きの流れだったので、4コーナー後ろから来ているのは分かっていましたけど、必死に追えば何とかなるだろうという気持ちで追っていましたし、最後外から来ていましたけど、また並んで馬も根性出してくれたので、最後は祈っていました。本当にそのような(西浦調教師の定年前という)時に、この馬自体タイミングの良い時に乗せてもらいましたし、それからずっとコンビを組ませてもらっているので、ここ3・4戦ちょっと結果出ませんでしたけど、最後までずっと乗せていただいて本当に結果出せて嬉しいです。応援してくれているファンの皆さまいっぱいいますのでその方の期待を裏切らないようにこれからも頑張っていきたいと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 21日、小倉競馬場で行われた11R・小倉大賞典(G3・4歳上オープン・ハンデ・芝1800m)で11番人気、石川裕紀人騎乗、テリトーリアル(牡7・栗東・西浦勝一)が勝利した。ハナ差の2着にボッケリーニ(牡5・栗東・池江泰寿)、3着にディアンドル(牝5・栗東・奥村豊)が入った。勝ちタイムは1:45.5(良)。

 2番人気で和田竜二騎乗、フェアリーポルカ(牝5・栗東・西村真幸)は8着、3番人気で藤岡佑介騎乗、ヴァンケドミンゴ(牡5・栗東・藤岡健一)は9着敗退。

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来週引退する西浦勝一厩舎

 11番人気に支持された石川裕紀人騎乗、テリトーリアルが嬉しい重賞初制覇を飾った。好スタートを決めて道中は離れた3番手の位置から。前が飛ばして行く中でも落ち着いて追走し、外目から進出してスパートを開始。直線ではさらに外から来た1番人気のボッケリーニと並ぶように伸びてゴール。写真判定の結果、テリトーリアルに軍配が上がった。来週引退する西浦勝一厩舎に花を添える嬉しい重賞制覇となった。同じく来週引退するデンコーアンジュに騎乗した蛯名正義騎手は内から一瞬伸びてくる見せ場を見せるも5着に敗れた。

テリトーリアル 32戦8勝
(牡7・栗東・西浦勝一)
父:Teofilo
母:コンサヴァトワー
母父:Street Cry
馬主:ゴドルフィン
生産者:ダーレー・ジャパン・ファーム

【全着順】
1着 テリトーリアル
2着 ボッケリーニ
3着 ディアンドル
4着 アールスター
5着 デンコウアンジュ
6着 カデナ
7着 アドマイヤジャスタ
8着 フェアリーポルカ
9着 ヴァンケドミンゴ
10着 ロードクエスト
11着 バイオスパーク
12着 ヴァンランディ
13着 ドゥオーモ
14着 トーラスジェミニ
15着 ショウナンバルディ
16着 ベステンダンク