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【佐賀記念】川田「圧倒的に特別な場所」クリンチャーが9馬身差圧勝
2021/2/11 21:00
11日、佐賀競馬場で行われた交流G3・佐賀記念は、7歳馬のクリンチャーが序盤から先手を取り、9馬身差の圧勝で貫禄の勝利を見せつけた。
1着 クリンチャー
川田将雅騎手
「初めての地方競馬でしたが、スムーズに競馬をすることができましたし、良い走りができたと思います。ゲートの出自体はそれほどよくありませんでしたが、内枠ということもあり、前目の位置を取りに行きたいとは思っていました。他の馬が行く感じが無かったので、先頭でレースを進める形になりました。凱旋門賞まで遠征した馬ですから、そういう馬が佐賀競馬場に来るというのは普通ならあり得ないことなので、佐賀競馬出身の僕としては、そういう馬が佐賀競馬場でお客様の前で走る姿を見せられたというのはとても貴重な時間だったなと思います。佐賀競馬は、自分が生まれ育った場所ですし、サマーチャンピオンや佐賀記念に毎回乗れたらなと思っていますので圧倒的に特別な場所です。ファンの皆さまにはこういうコロナの中でも、競馬場に足を運んでいただき感謝していますし、テレビで見られているファンの皆さまに対しても今後クリンチャーが出走するときに応援していただけたらなと思います」
レース結果、詳細は下記のとおり。
11日、佐賀競馬場で行われた6R・佐賀記念(Jpn3・4歳上オープン・ダ2000m)で1番人気、川田将雅騎乗、クリンチャー(牡7・栗東・宮本博)が圧勝した。9馬身差の2着にアシャカトブ(牡5・美浦・小笠倫弘)、3着にハナズレジェンド(牡8・栗東・矢作芳人)が入った。勝ちタイムは2:05.0のレコード(良)。
2番人気で藤岡佑介騎乗、ロードゴラッソ(牡6・栗東・藤岡健一)は、4着敗退。
貫禄の勝利
断然の1番人気に支持された川田将雅騎乗、クリンチャーが9馬身差の圧勝で佐賀記念を制した。スタートから迷わず先手を奪い主導権を握る形に。勝負どころからセーフティーリードを保ち完全な一人旅になると、直線でも後続をグングン突き放して、終わってみれば9馬身差で逃げ切った。2着にアシャカトブ、3着にハナズレジェンド、4着にロードゴラッソ、5着にウインユニファイドが入り、掲示板をJRA勢が独占した。
クリンチャー 27戦5勝
(牡7・栗東・宮本博)
父:ディープスカイ
母:ザフェイツ
母父:ブライアンズタイム
馬主:前田幸治
生産者:平山牧場
【全着順】
1着 クリンチャー
2着 アシャカトブ
3着 ハナズレジェンド
4着 ロードゴラッソ
5着 ウインユニファイド
6着 メイプルブラザー
7着 グレイトパール
8着 スウィフトハート
9着 ゴールドフラッグ
10着 キングプライド
11着 イケノアサ
12着 メイショウオオゼキ